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 ◇ナ・リーグ ドジャース8―6ナショナルズ(2026年4月5日 ワシントン)

 ドジャースの佐々木は5回、90球を投げ日米通じて自己ワーストの6失点を喫した。大谷ら打線が奮起して逆転して黒星こそつかなかったものの、キャンプ、オープン戦と通じて不安定だった投球の課題を再び露呈した。

 立ち上がりこそ順調だったが、大谷のソロで先制した直後の3回にガルシアに2ランを許すと、4回には2死二塁からゴロが一塁ベースに当たる不運な安打で失点。さらにウッドをカウント0―2と追い込みながら、3球勝負のスプリットが浮いて3ランを浴び「走者をためたくなかった。早めに勝負にいった結果、甘くいってしまった」と悔やんだ。

 この日は90球中、スライダーを29球(約32%)と多投した。直球の平均球速96・6マイル(約155・5キロ)は、前回登板の3月30日のガーディアンズ戦から1マイル(約1・6キロ)ダウンした。「いろいろな要素があると思う。フォームで特別大きな変化はなかったので、小さな変化か、技術的に何かがずれているのか。健康状態は良かったので、確認してやりたい」と話した。

 2登板続けてバッテリーを組んだラッシングは、決め球のスプリットについて「安定感に欠ける。ストライクが取れない球になってしまっている」と指摘した。ウッドに被弾した場面は「ワンバウンドで良かったのに」とも悔やんだ。

 「試合に勝ったのはチームとして素晴らしいことなので。イニングを投げて、チームに勝つチャンスを与え続けたい」。そう前を向いた佐々木だが、勝負の2年目はここまで苦しいマウンドが続く。(柳原 直之)