繰り返される公務員による勤務中の性行為 教諭に加え消防や警察でも
神戸市教育委員会は3月30日、勤務している小学校の校舎内で性的な行為を繰り返したとして、市立小学校教諭の男女をそれぞれ停職6カ月の懲戒処分にした。近年、公務員による勤務中の性行為が相次いで報道されており、国民からの信頼が揺らいでいる。
市教委によると、処分されたのは30代の男性教諭と20代の女性教諭。昨年8月から性的な行為を続けており、男子更衣室や教室、廊下などで行為に及んでいたという。また、市教委は、同校の男性校長を管理監督責任として戒告とした。
今回発覚した経緯は、3月上旬、教頭が見回りをしている際に2人を発見したことがきっかけだった。当日、事案を把握したものの校長は報告せず、翌日の内部通報によって市教委が事情を把握した。
学校教諭による勤務中の性行為はほかにもある。2022年に、川崎市の中学校教諭が放課後に校内で性行為をし、懲戒免職になった。処分を受けたのは、30代の男性教諭と30代の女性教諭だった。ともに既婚者の2人は、勤務時間中や放課後に十数回にわたって性交を繰り返していた。
公務員の勤務中の性行為は教諭のみにとどまらない。2021年に名古屋市の消防士の男女が仮眠室などで複数回にわたって性行為をした。発覚後は「していない」と虚偽の報告をしていた。上司から指導を受けていたにもかかわらず、その後も署内での性行為を続けていたという。20代の消防士長の男性は停職4カ月、20代の消防士の女性が停職3カ月の懲戒処分となった。女性は依願退職した。
また、2025年には警察庁の地方機関「東京都警察情報通信部」(都通)に勤務する20代の男性事務官と20代の女性事務官が、勤務時間中に職場で性的な行為に及んだ。都通によれば、警視庁本部庁舎内にある倉庫内で、6回にわたって性的な行為をしていたという。2人は減給10分の1(1カ月)の懲戒処分となったが、依願退職している。
小学校は児童の学びの場であり、神聖な場所だ。児童に被害がなかったことが不幸中の幸いだ。失った信頼は取り戻すことは難しいだろう。公務員のモラルの徹底が求められている。
