JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2026年3月15日、「H3」ロケット6号機(30形態試験機)の第2回1段目実機型タンクステージ燃焼試験(CFT:Captive Firing Test)を、種子島宇宙センターで実施しました。


3基のLE-9エンジンが約50秒間稼働

H3ロケット6号機は、1段目のエンジン「LE-9」を2基から3基へ増やす代わりに、固体燃料ロケットブースター「SRB-3」を1基も搭載しない形態「H3-30S」(30形態)の試験機という位置付けです。


30形態は今まで飛行したことがないため、JAXAは同形態の1段目実機型タンクステージを用いた燃焼試験「CFT(Captive Firing Test)」を種子島宇宙センターで2025年7月24日に実施しましたが、液体水素・液体酸素タンクの圧力不足が確認されたことから、今回の第2回CFTが計画されました。


試験は日本時間2026年3月15日7時00分頃に実施され、計画されていた約50秒間にわたってLE-9エンジンが稼働しました。試験結果については後日発表するということです。


H3ロケットの30形態と第1回CFTについては以下の関連記事もご覧ください。


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関連画像・映像

【▲ 2026年3月15日に実施されたH3ロケット6号機(30形態試験機)の第2回1段目実機型タンクステージ燃焼試験「CFT」の様子。JAXAのライブ配信から(Credit: JAXA)】
【▲ 2026年3月15日に実施されたH3ロケット6号機(30形態試験機)の第2回1段目実機型タンクステージ燃焼試験「CFT」の様子。JAXAのライブ配信から(Credit: JAXA)】
【▲ 2026年3月15日に実施されたH3ロケット6号機(30形態試験機)の第2回1段目実機型タンクステージ燃焼試験「CFT」の様子。JAXAのライブ配信から(Credit: JAXA)】
【▲ 2026年3月15日に実施されたH3ロケット6号機(30形態試験機)の第2回1段目実機型タンクステージ燃焼試験「CFT」の様子。JAXAのライブ配信から(Credit: JAXA)】
【▲ 2026年3月15日に実施されたH3ロケット6号機(30形態試験機)の第2回1段目実機型タンクステージ燃焼試験「CFT」の様子。JAXAのライブ配信から(Credit: JAXA)】

 


文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部


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