市川市動植物園の育児放棄されたニホンザルが人気 暴行を受ける動画が拡散される事態に
千葉県の動物園・市川市動植物園は2月後半の三連休、行列ができるほどの来場者で賑わっていた。その理由は同動物園で飼育されている「ニホンザル」の異様な人気ぶりにあった。
今年1月より、同園では「パンチ」と名付けられた子猿の観覧が行われている。パンチは親猿から育児放棄を受けていた過去があり、そのため親代わりとしてオランウータンのぬいぐるみが与えられており、パンチはそのぬいぐるみを本当の親と思っているようで日夜手放さずに動物園で暮らしている。その姿がネットで拡散され「かわいい」「癒される」と人気が集まっていたのだ。
そのため、全国の動物ファンは「パンチをひと目見たい」と次々に来園し、連休最終日となる23日には延べ約5200人を超える来場者が集まったという。同園はもともと植物園と併設された動物園であるため、飼育されている動物もそんなに多くはない。そのため22・23日は15時から入場規制が行われ、パンチが飼育されているサル山には、混雑緩和のため10分間の観覧制限が設けられるなど異例の対応が行われた。
また、一部の動画ではパンチがほかの猿から暴行を受けるような動画も投稿されていたことから「他の猿と隔離してほしい」「かわいそう」といった声が相次いだ。さらに現在、「パンチが群れのサルに引きずられている動画」という動画がXで投稿されているが、「パンチがかわいそう」という声が引き続き投稿され続けている。
影響は国内だけではない。ネットで拡散されたパンチの写真は日本を飛び越えて世界でも人気となり海外からも問い合わせが殺到。その中には「パンチを引き取らせてほしい」といった声のほか、名前のよく似ている、石川県の「いしかわ動物園」にも海外から多数問い合わせが来てしまっている状態だという。
パンチの人気は今後も継続する事が予想され、3月20日~22日の三連休、4月5月のゴールデンウィークまで継続すると思われる。混雑緩和やクレーム対応などやる事は山積みだが、市川市動植物園にはぜひとも頑張ってほしいものだ。
