南陽市の食品工場で重油約1000リットル流出 一部が川へ健康被害なし 装置異常であふれる
南陽市の食品工場で18日夜、タンクから重油およそ1000リットルが流出する事故があり、一部は近くの川にも流れ出ました。現在、オイルマットなどにより下流への流出を防いでいて、健康被害などは確認されていません。
18日午後10時ごろ、南陽市漆山にある食品加工メーカー「山形食品」の工場敷地内にあるタンクから重油が流出しているのが見つかりました。
重油は水路を通じて近くの織機川に流れ出し、19日午前11時時点で、水路で重油のにおいや油の膜が張っている状況が確認されたほか、川では油が浮いているのが確認されました。市によりますと、タンクから流出した重油は推定で992リットルに上るということです。山形食品と山形県、消防、南陽市は流出現場にオイルマットとオイルフェンスを設置し、下流への油の流出を防ぐ対策を取りました。
今のところ、周辺住民の健康被害の情報はないほか、下流の最上川への油の流出は確認されていないということです。
山形食品によりますと、工場のボイラーで使う重油がタンクからあふれて川に流出したということです。タンクに重油を送る装置に異常が発生し重油があふれたとみられ、現在、原因を調べています。
山形食品の太田聡社長は「近隣の皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけして深くお詫び申し上げます。再発防止に万全を尽くしてまいります」とコメントしています。
