正しく導き、楽しく跳ねる。ランニングの「正解」を更新したナイキの新シューズ
ナイキのロード用ランニングモデルは「ペガサス」「ボメロ」「ストラクチャー」の3つに分けられ、各シリーズがアイコンモデルとプラス、プレミアムで構成されています。今回、「ストラクチャー プラス」の発売に合わせて開催されたメディア向けのプロダクト プレゼンテーション&ランニング セッションに参加。その機能性とライド感を味わってきました。
柔らかさと反発性を両立
ストラクチャー シリーズのコンセプトは、サポーティブ クッショニング。快適性とともに、安定性にフォーカスしたシリーズです。「Image: 」は、シリーズの新たな選択肢。サポート性や安定性に加えて、フカフカとしたライド感、楽しいランニング体験を提供してくれるシューズなのです。
フカフカ感、楽しさの源となっているのが、ミッドソールの上層に配置されているズームX フォーム。ズームX フォームはナイキが持つフォーム素材の中で最も柔らかく、最もエネルギーリターンが高く、最も軽量なスーパーフォーム。そんなズームX フォームが、ストラクチャー シリーズに初めて採用されました。
ちなみに、ミッドソールの下層には、アイコンモデルである「ナイキ ストラクチャー 26」にも使われているリアクトX フォームが採用されています。ソールの厚さは、踵部が42mm、前足部が32mmで、ストラクチャー シリーズ最厚。厚底スタビリティモデルというわけですね。
実際に足を入れると、足裏近くにズームX フォームがあるおかげで、フカフカとしたクッション感と、一度沈み込んでからの跳ねるような反発を感じます。走っていてアスファルトの硬さは感じることなく、気持ちよく進んでいけます。が、この気持ちよさだけは終わらないのが「ストラクチャー プラス」の本当の魅力です。
足のトラブルのリスクを抑える
「ストラクチャー プラス」は、アイコンモデルの「ストラクチャー 26」と同じくミッドフットサポートシステムを採用。内側の中足部(アーチのあたり)と、外側の踵部が巻き上がるような構造になっていて、足を両側からサポートしてくれます。
ランナーが悩まされることが多いシンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)、腸脛靭帯炎といったトラブルは、オーバープロネーション(着地時に踵が内側に倒れ込む動き)が大きな要因の1つとされていますが、ミッドフットサポートシステムが過度なプロネーションを抑制、かつその速度を抑えることでトラブルのリスクを抑えてくれるんです。
さらに、安定性を確保するために底面積が広くとられているのも「ストラクチャー プラス」の特徴です。「ストラクチャー 26」と比べると、踵部が3mm、中足部が2mm、前足部が3mm広いとのこと。そのおかげで、柔らかさを感じつつ非常に安定した着地が行えます。
あらゆる面でいいバランスを確保
ミッドフットサポートシステムと広い底面積によって、着地から蹴り出しまでの動作時にブレやグラつきを感じることがなく、足の動きを正しくガイドされているような感覚があります。走っていて柔らかさや楽しさがありながら、同時に守られているような感じもあります。スタビリティモデルにありがちな硬さが苦手だという人にも、柔らか過ぎるクッショニングモデルが苦手という人にもおすすめできます。
重量は約309g(28cm片足)。シリーズ史上最厚のシューズでありながら、「ストラクチャー 26」よりも約11g軽量なのは、ズームX フォームの軽さが大きく貢献しているのでしょう。
アイコンモデルの「ストラクチャー 26」が安定性と快適性を両立した優等生なら、「ストラクチャー プラス」はそこに“弾む感覚”をプラスしたシューズ。今までのシューズにない、新感覚のスタビリティモデルでした。
Image: ナイキ, Photo: 神津文人
