オンラインでパンツを買うと発生しがちな「サイズや形が思ったのと違う…」問題。そんな失敗が減る、チェックポイントを紹介します。教えてくれるのは、インスタグラムで少数精鋭の着こなし術を発信する、パタンナーのおとさん(40代)です。

まずは「今あるお気に入り」の寸法をメモ

オンライン購入の精度を上げるには、「自分の体がキレイに見えるパンツ」のサイズを把握するのがいちばん。お気に入りのデニムやスラックスの寸法を測って、スマホなどにメモしておくと便利です。

【実際の写真】ブランドごとのサイズ表記、着用するとここまで差が…

計測箇所は下記のとおり。

1:ウエスト
2:ヒップ
3:ワタリ幅(のちほど解説)
4:股上
5:股下

この数値が「自分に合うパンツの基準」になり、通販サイトの実寸と照らし合わせて選ぶと、サイズのミスマッチをほぼ防ぐことができます。

サイズ表記に惑わされないで!

S・M・Lなどのサイズ表記はブランドごとに基準が大きく違うため、表記だけで選ぶと失敗しやすくなります。

とくにパンツはシルエットやサイズ感の違いがいちばん出やすいアイテムです。「このブランドではSでも余裕なのに、違うブランドになるとLがちょうどいい」なんてことも多々あります。

「届いてみたら形が違った…」を防ぐためにも、実寸の数字を見る習慣をつけておくと安心です。

迷ったら「ワタリ幅と股上」で選ぶ

とくに見てほしいのがワタリ幅(もも周り)です。理由は、ウエストやヒップが同じでも、太ももの太さには個人差がとても出やすいから。ヒップはちょうどよくても、ワタリ幅がたりないとシワが出たり、座ったときに窮屈さを感じてしまいます。

股上も、履いたときの印象を大きく左右するポイント。トレンドが出やすい部分でもあり、深さの違いで脚の見え方が変わるので、必ずチェックしたい箇所です。

さらに、裾幅はパンツ全体のシルエットを決める要となる部分。同じワイドパンツでも、裾幅によって見え方はまったく変わります。目安として、裾幅が30cmを超えるとしっかりワイドな印象になるので、イメージと差が出ないよう気をつけたいところです。

パンツが決まれば全体が整う

私が少数精鋭のクローゼットをつくるうえで、いちばん大事なのは「ボトム選び」だと考えています。土台となるパンツが体をきれいに見せてくれると、どんなトップスでもバランスよく決まります。そのためにも、表記サイズではなく「自分に合う実寸」を知っておくことが大切です。

オンラインでも、自分の体に寄り添う1本を選べるようになると、買い物の失敗が減り、クローゼット全体がもっと整うはず。まずはお気に入りの1本を測ることから始めてみてください。