「片づかない50代の家」にありがちなもの3つ。体力があるうちに処分を考えて:11月に読みたい記事
ESSEonlineに掲載された記事のなかから、11月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!
ものを減らし、暮らしを小さくしていく人も多い50代。ライフオーガナイザーのお仕事で散らかったおうちを訪問することが多い下村志保美さんが見てきた、片づかない50代のおうちにありがちなものについて教えてくれました。
※記事の初出は2024年11月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

1:ただ積んでいるだけの「本」
だれかにおすすめされたり、書店で見つけて衝動買いした本。またもっとじっくり読みたい、もう一度読みたい本。こうやってどんどん読まなくちゃいけない本がたまっていました。いわゆる「積ん読」です。
ただ現実的には仕事で読まなくてはいけない本を優先することがほとんどですし、読みたいと思いつつもなかなかそのための時間が取れない状況が何年も続いていました。
一方で読みたい本はどんどん出てきますので、しばらく手に取っていない本は手放すことに。
今後は本を読む時間ができた時に電子書籍で購入するとか、どうしても読みたい本はカフェなどに行き、その場で読みきってしまうことを心がけ、積ん読を減らす努力をしています。
本は重く、年を取ってから処分を考えても大変な作業になってしまいます。また、そのまま残しておくと、いずれ子どもや孫が処分しなくてはならないやっかいものに。元気なうちに、本当に大切な本だけを厳選しておきたいものです。
2:もう聴くことができない「カセットテープ」「CD」

かつて、今のように気軽に利用できる音楽配信はありませんでした。そのころは、自分で録音したり、カセットテープに編集したり。CDも私にとってはそれなりに高価だと思えるもの。それらは私にとって宝物でした。
また、著作権の都合なとで音楽配信では利用できないものはCDで残しておかないと聴けなくなってしまうとも思いましたが、実際に聴くことはもう10年以上なく、ただ持っているだけのものに。よく考えたら、CDを再生するための機器すら持っていないことに気がつきました。
わざわざ機器を購入してまで聴きたいかと自分に問いかけたら答えはNO。潔く手放すことにしました。
お手持ちのCDやレコード、カセットテープ。コレクションとして愛でているなら無理して捨てなくてもいいですが、もし捨てるきっかけがなかったり、義務感で持ち続けているなら処分を検討してはいかがでしょうか。
3:しまいこんでいた「宝物」

50代の友人から聞いた話ですが、大切だからとしまいこんでいたぬいぐるみやブリザーブドフラワーがありました。久しぶりに取り出してみたら、ホコリまみれになっていたり、カビの温床になっていたり。とても残したいと思える状況ではなく、即処分したそうです。
ぬいぐるみや雑貨類は劣化するもの。飾って存分に楽しみ、満足してからお別れしたいものです。思い出や、もらったときの気持ちを忘れないように、自分と一緒に写真に撮っておくのもおすすめです。
過去を整理して、未来のためのスペースづくり

今日お伝えした3つのものは、思い出や気持ちが入っていて、手放しにくいものでもあります。たとえば手放したカセットテープの中には、学生時代のホームステイ先の女の子と一緒に歌った歌声が入っており思い出のあるものです。
とはいえカセットテープを捨てることが思い出を捨てることでもなく、ものと思い出は別物。記憶の中ではその子の歌声を思い出すこともできます。
思い出というのはものそのものにあるのではなく、記憶の中にあるものではないかと今回改めて思いました。
カセットテープの音声を音声データで残す方法や、サービスもあります。すべて捨ててしまうのではなく、残したいものは残す、別の方法で残すことも考えてみてください。
私たち50代はこれから体力はもちろん、判断力、決断力が落ちてくると思われる世代。今のうちに思いの詰まったものを整理しておきましょう。
そして、まだまだ50代! これから買いたいものもあるし生きるために必要なものもたくさんあります。いったん過去のものを整理して、これからの人生のためのスペースをあけておくのはいかがでしょうか?
