PSG、PK戦を制してUEFAスーパーカップ初優勝! 終盤に連続被弾のトッテナムは2点リード生かせず

写真拡大

 UEFAスーパーカップが13日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とトッテナム・ホットスパー(イングランド)が対戦した。

 前シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者とヨーロッパリーグ(EL)王者が激突するUEFAスーパーカップ。クラブ史上初の欧州制覇を成し遂げたPSGは、10番を背負うウスマン・デンベレらが先発に名を連ねた。対するは、41年ぶり通算3度目のEL制覇を達成したトッテナム・ホットスパー。トーマス・フランク新監督の公式戦“初陣”で、今夏に加入したモハメド・クドゥスなどがスターティングメンバーに起用された。なお、負傷中の高井幸大はメンバー外となっている。

 試合は序盤からPSGが支配率を高め、トッテナム・ホットスパーは我慢強い守備を強いられることになる。こう着状態が続いたゲームは、23分にトッテナム・ホットスパーがカウンターで最初のビッグチャンスを創出。自陣でリチャーリソンがボールを奪い、パスを受けたクドゥスがドリブルで中央を突破。リターンからリチャーリソンが右足を振るが、ボックス外で放ったミドルシュートはGKリュカ・シュヴァリエに防がれた。

 そんななか、39分にトッテナム・ホットスパーがスコアを動かす。ハーフウェイライン右でクドゥスが倒され、フリーキックを獲得。GKグリエルモ・ヴィカーリオがペナルティエリア左角にフィードを蹴り込むと、待ち受けるクリスティアン・ロメロが頭でゴール前に折り返す。混戦からジョアン・パリーニャが狙ったシュートはGKの手を弾きながらクロスバーに嫌われたものの、ミッキー・ファン・デ・フェンが押し込んで先制点を挙げた。

 後半アディショナルタイムには結果的にオフサイドとなったが、クドゥスが頭で合わせたシュートがポストに直撃。支配率で劣るトッテナム・ホットスパーが主導権を握り、1点リードでハーフタイムに突入した。

 すると、後半開始直後にトッテナム・ホットスパーが追加点をマークする。敵陣中央でフリーキックを獲得し、ペドロ・ポロが右足でボックス内に鋭いクロスを供給。大外にポジションを取ったロメロがヘディングで叩くと、ボールはGKシュヴァリエの手をかすめながらゴールマウスに吸い込まれた。

 一方のPSGも、66分にトッテナム・ホットスパーを脅かす。自陣深くでのスローインから素早く前進し、ペナルティエリア右角でボールを持ったデジレ・ドゥエがカットインから左足を一振り。GKヴィカーリオにストップされたセカンドボールをファビアン・ルイスがシュートに持ち込み、相手守備陣にブロックされたこぼれ球をブラッドリー・バルコラが押し込む。しかし、ファビアン・ルイスの立ち位置がオフサイドだったため、得点は取り消しとなってしまう。

 攻勢を強めるPSGは、途中出場のイ・ガンインが85分に低弾道のミドルシュートを突き刺し、スコアを1点差に縮める。さらに後半アディショナルタイム、怒涛の反撃を見せるPSGがゲームを振り出しに戻す。ボックス右角のアクラフ・ハキミにパスがわたると、縦に抜けたデンベレがワンタッチでクロスを入れる。ポケットから送られた高速のボールにゴンサロ・ラモスが飛び込み、PSGが土壇場で追いついた。

 試合はこのまま2−2でタイムアップ。規定により延長戦は行われず、PK戦へと突入した。先攻のトッテナム・ホットスパーがキックを成功するなか、PSGの1番手を務めたヴィティーニャが痛恨の失敗。2人目はそれぞれ決め切り、トッテナム・ホットスパーは3人目のファン・デ・フェンがシュートをGKにストップされる。4人目のマティス・テルも失敗し、PSGは2人目以降の全員が成功。これによりPSGがUEFAスーパーカップを制した。