「TUBEの前田くんが僕のお母さんの同級生」新事実判明!ジャーメイン良に訊く6つ目の新天地と故郷。広島で紫と赤が調和、カープ戦士と交流あり
豊富な得点パターンを持つ万能型FWとして、着実にキャリアアップするなか、今夏のE-1選手権で30歳にして初めて日本代表入り。すると、香港との初戦で大量4発、韓国との優勝決定戦でV弾を叩き込み、MVPと得点王に輝く大活躍を見せた。
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厚木→柏→龍ケ崎(流経大)→仙台→横浜→磐田→広島。ジャーメインはそのキャリアを通じて、日本各地に拠点を構えてきた。流石はさすらいのストライカーだけあって、6つ目の新天地への順応もお手の物だ。広島の街にだいぶ馴染んでいる。
「住みやすいです。僕は、都会すぎる東京や横浜よりは、ちょっと地方だけどちゃんと栄えているところが好きです。仙台とかもそうでしたけど、すごく広島も住みやすいなと思います。おすすめのスポットは『カフェ ポンテ』です。原爆ドームの近くで外国人の観光客も多いです。そこのテラスで昼ご飯を食べると最高なのでぜひ行ってみてください」
広島を歩いていると、サンフレッチェの紫の看板や、広島東洋カープの赤い看板を頻繁に目にする。一体化しており、地元のチームを非常に身近に感じられる街だ。
「やっぱスタジアム(エディオンピースウイング広島)が街の中にできたことで、試合の日などは盛り上がりがすごいです。ちょっと前は赤ばっかりだったけど、今は紫を見かける機会が多くなったみたいですし、街全体でやっているクラブの良いところが、どんどん出ているなと思います。
自分は元々目立つので、街の中でも結構声を掛けられるんですけど、E-1後から掛けられる声が『頑張ってください』から『おめでとうございます』に変わったなと思います(笑)」
同じ広島勢では、カープの二俣翔一とちょっとした交流があるようだ。
「カープの試合はまだ見に行けてないんですけど、二俣選手が静岡出身で、ジュビロファンなんですよ。磐田東高校というジュビロのユースの選手がみんな行く高校の出身で、その繋がりで少しメッセージでやり取りとか、『今度ご飯行こう』みたいな話はちょっとします。厚木出身の田中広輔選手とはまだ関わりはないですけど、いつか関わりたいなと思います」
もちろん広島は、サッカーと野球以外の競技も非常に盛んだ。様々なスポーツチームが存在し、大会も開かれるなか、ジャーメインは直近のJリーグ選手名鑑のアンケートにおいて、マイブームはバスケ、ゴルフと答えている。
「ゴルフはちょっと見たり、やったりって感じですかね。バスケは『SLAM DUNK』を読んでいた時期に…昔から1番有名な漫画だと思うんですけど、昔読んでいたわけじゃなくて、バスケの日本代表がワールドカップで躍進した時にバスケを見て、そこから『SLAM DUNK』を読んで、見に行っていた時期がありました。点がいっぱい入るスポーツなので面白いです」
ジャーメインの故郷・厚木と言えば、TUBEやいきものがかりを輩出した街としても知られる。「地元出身の音楽グループの曲は聴きますか?」と尋ねると、非常に興味深い新事実が判明した。
「TUBEの前田(亘輝)くんが僕のお母さんの同級生なので、昔よく聴いていましたし、応援しています。特に好きな曲は『あー夏休み』です。いきものがかりも厚木出身ってことで、本厚木駅に電車が来た時に『YELL』が流れたりしていて、かなり身近に感じていました」
ただ、TUBEの代名詞でもある夏は、あまり得意ではないようだ。
「僕は暑いのが苦手なので、夏があんまり好きじゃないんです。好きなのは春、秋です。高校サッカーをやっていたので、ちょっと寒くなって、選手権が近付いてくるとワクワクします。冬に少し近付いてくると良いですね」
シーズン・イン・ザ・サンを経て、季節は勝負の秋に向かう。紫のエースは得意の季節に、E-1で見せた得意の固め打ちができるか。広島、厚木、そして古巣の人々にゴールを通してメッセージを発信したい。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【動画】「耳鳴りと歓声が同時に聞こえて、面白かったですね」ジャーメインが選ぶベストゴールは痛烈そのもの
