浦和、新形式クラブW杯は黒星発進…松尾佑介がPKで得点も、アルゼンチンの強豪リーベルに3失点
“赤き漢たち”の世界での戦いがはじまる。32チーム制に生まれ変わったクラブW杯は、現地時間17日に大会4日目を迎えており、グループEの初陣ではJリーグから同大会に唯一参戦している浦和が登場。2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグで通算3度目の優勝を果たした浦和は、アルゼンチン屈指の強豪として知られ、クラブランキング上位により出場権を勝ち獲ったリーベル・プレートと相まみえる。
試合は序盤から、リーベル・プレートが敵陣へ押し込んで時計の針を進める。両サイドの幅を有効活用しながら、ゴールへの道筋を探っていき、9分にはイグナシオ・フェルナンデスからのサイドチェンジで左サイドにボールを届けると、ファクンド・コリーディオが中央でうまく前を向き、ボールを引き取ったセバスティアン・ドリウッシが反転から左足を振り抜く。シュートはポストに嫌われた。
浦和としては難を逃れた形となったが、12分にはまたも右から左への展開で、リーベル・プレートが先制に成功。右サイド大外からドリブルで持ち運んだマスタントゥオーノが、浮き球のボールを送ると、左サイド大外のスペースを駆け上がったアクーニャがファーストタッチから左足でクロスボールを送る。このボールがボックス内へ飛び込んだコリーディオの頭にピタリと合い、ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
早々と先制を許した浦和は、その後もなかなか敵陣で過ごす時間を増やせず、難しい展開を強いられる。28分にはピッチ中央付近でセカンドボールを拾われたところから、リーベル・プレートがショートカウンターへ。右サイド高い位置を取ったマスタントゥオーノが横へ渡すと、イグナシオ・フェルナンデスが左足を振ったが、枠を捉えきれない。
直後の32分には、敵陣左サイドで浦和がフリーキックを獲得。マテウス・サヴィオが蹴ったインスイングのボールをマリウス・ホイブラーテンがヘッドで沈めたが、ここはオフサイドと判定される。前半も終盤に差し掛かると徐々に浦和も敵陣へ入り込む状況が生まれていき、42分には1つ決定機を構築。最終ラインからボールを持ち運んだダニーロ・ボザが縦パスを差し込むと、引き取った金子拓郎がカットインから左足を振ったが、シュートはGKフランコ・アルマーニに阻まれた。
リーベル・プレートの1点リードで後半へ折り返すと、立ち上がりの48分、浦和守備陣に思わぬ連携ミスが発生。リーベル・プレートは左サイドからマクシミリアーノ・メサが右足でクロスボールを上げるも、ここは長沼洋一が頭で跳ね返す。セカンドボールを安居海渡、さらにマリウス・ホイブラーテンが先に触ると、後ろに下げたボールがドリウッシに狙われており、飛び出したGK西川周作よりも先に触られ、ゴールにねじ込まれる。浦和としてはやや勿体無い形で、ビハインドは2点に広がった。
このプレーでGK西川周作と接触したドリウッシが負傷するなど、リーベル・プレートはアクシデントにも見舞われたが、ここからの時間帯は浦和が前への積極的な姿勢を見せていく。56分には下からボールを繋いで、GK西川周作、安居海渡を経由してサミュエル・グスタフソンにボールが渡る。相手を引きつけて右へつなぐと、待っていた金子拓郎が倒され、浦和がPKを獲得。キッカーを務めた松尾佑介はGKアルマーニの逆を突いてゴール左下に流し込み、1点を返した。
