気象予報士・松浦悠真「週明けは警報級の大雨の恐れも」九州・西日本で梅雨入り即大雨に注意喚起

2025年6月7日 18時29分

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6月7日夜配信の『【大雨】8日以降は非常に激しい雨が降り大雨となる恐れ総雨量300mm超の可能性気象予報士解説』では、気象予報士の松浦悠真さんが、週明けにかけて九州・西日本を中心に予想される大雨について詳しく解説した。

松浦さんは、6月8日以降、梅雨前線の北上とともに前線の活動が活発となり、特に九州では「警報級の大雨となる恐れがあります」と警鐘を鳴らした。動画内では「前線の位置と活動具合によっては、短時間に激しい雨が降る恐れがある」と具体的なリスクを指摘した。

気象図や暖湿流（暖かく湿った空気）の動きを細かく読み解き、「345ケルビン以上の非常に暖湿な空気が九州に流れ込むと、激しい雨の目安となる」と解説。8日～10日頃には前線上の小さな低気圧の影響で一時的に「非常に激しい雨」や「竜巻などの激しい突風」の災害級リスクも。「バックビルディング型の降水帯が発生した場合は、線状降水帯による長時間の大雨となる可能性があります」と警戒を促した。

また、九州南部では8日（日）にかけて120ミリ、9日（月）夕方までに九州南部・北部で150ミリ、さらに10日（火）には総雨量300ミリを超えるおそれも。「初めは九州南部だけが大雨のエリアになってくるんですけれども、だんだんと九州北部にもそういった雨雲がかかってくる」と、エリアの拡大にも注意を呼びかけている。「道路の冠水などにも気をつけてお過ごしください」と具体的な注意点も紹介した。

動画の最後には、「梅雨入り早々の大雨となりますので、雨の降り方には十分にお気を付けいただきたいと思います」と繰り返し注意を呼びかけ、「特に九州では、雷を伴った非常に激しい雨が降るところがあります」と語った。松浦さんは「最新の情報を随時確認して安全に過ごしてほしい」とチャンネル登録やメンバーシップ加入も呼びかけ、天気情報への積極的な関心を促した。