岸和田前市長が反論！三崎優太と立花孝志が暴く“大阪府岸和田市の闇” メディア報道の真相

実業家の三崎優太氏が、自身のYouTubeチャンネルで立花孝志氏と元岸和田市長の永野耕平氏とそれぞれ対談を行い、報道のあり方やメディアの影響力、そして岸和田市の行政改革について語った。対談では、メディアの偏向報道に対する疑問や、実際の政治の裏側がどのようになっているのかが赤裸々に語られた。

対談の前半では、立花孝志氏が現在のメディアの在り方について鋭く切り込んだ。話題となったのは、岸和田市の永野市長に関する報道。立花氏によると「テレビでは市長が女性と不倫し、その女性が複数の男性に弄ばれたと訴えた」と大きく報じられたが、実際にはその詳細が正しく伝えられていないという。

「要は、不倫関係にあった女性が、市長と別れたあと精神的に落ち込んでしまい、それを相談した別の政治家が問題を拡大させたという流れなんですよね」と立花氏。「しかし、テレビではあたかも市長が女性に対して一方的にひどいことをしたかのように伝えられてしまった」と問題視した。

三崎氏も「この構図、僕自身が過去にメディアに一方的に叩かれた経験とすごく似ている」と共感。「メディアは一度スキャンダルを報じると、反論の機会を与えないまま、決めつける形で拡散してしまう」と指摘した。

後半では、実際に元市長の永野耕平氏が登場し、報道されている内容について語った。永野氏は不倫については謝罪したうえで「不倫は事実だったが、それ以外の報道内容は全く事実と異なる」と強調。

「メディアでは、女性が市長から強制的な行為を受けたように伝えられていますが、そんなことは一切ない」と断言した。また、民事裁判の中で「500万円の和解金を支払った」ことが報じられたが、これについても「裁判官の提案で和解が成立したもの」と説明。

「そもそも裁判の中では『このまま進めば棄却される可能性が高い』とされていました。しかし、裁判を続けると800万円以上の弁護士費用がかかる。そのため、500万円を支払って終わらせるほうが合理的だった」と語った。

三崎氏は「それをメディアは『500万円を払った＝事実を認めた』と歪めて報じてしまう。この構造自体が問題だ」とコメント。「僕も過去に、事実とは異なる報道をされて苦しんだ経験があるので、市長の気持ちはすごくわかる」と共感した。

また、永野氏は「裁判の内容自体は非公開だったが、なぜか共産党系の関係者が傍聴しており、そこから情報が外部に漏れた可能性がある」と指摘。「一方的な報道で市長を辞職に追い込むような流れがあったのではないか」との見方を示した。

さらに、三崎氏が「市長としての実績はどうだったのか？」と質問すると、永野氏はこれまでの岸和田市の財政改革について詳しく説明した。「僕が市長になったとき、岸和田市の財政は赤字41億円と見込まれていました。しかし、7年間の改革によって80億円の黒字に転換しました」と語る。「学校統廃合や、幼稚園・保育所の民営化を進めたことで、無駄な支出を削減。市民サービスを維持しながら財政を改善してきた」と強調した。

三崎氏は、対談の最後に「これはメディアによる印象操作の典型例だ」と指摘。

「僕自身も過去に事実ではないことを報じられ、メディアに叩かれた経験がある。その時は、自分が何を言っても信じてもらえなかった」と語り、「だからこそ、今の時代はYouTubeなどのネットメディアを活用して、テレビでは伝えられない情報を発信することが重要」と訴えた。

「テレビは都合の悪いことは報じない。でも、こうしてネットの力を使って真実を伝える時代になった。今回の対談も、世の中の人が少しでも違う視点を持つきっかけになればいい」と締めくくった。