ウォルマートがTVメーカー「VISIO」を3440億円で買収完了、デジタル広告プラットフォームのWalmart Connect経由で広告主が顧客にリーチできる新たな方法を提供できると発表

2024年12月3日に、小売大手のウォルマートがアメリカのTVメーカー・VISIOの買収を完了したことを発表しました。買収額は23億ドル(約3440億円)で、両社は当面の間別々に運営を続けるとのことです。
Walmart Completes Acquisition of VIZIO
https://corporate.walmart.com/news/2024/12/03/walmart-completes-acquisition-of-vizio

Exciting news to share today as VIZIO joins the Walmart team! https://t.co/gMhYdb1Bm7— VIZIO (@VIZIO) December 3, 2024
Walmart Closes $2.3 Billion Acquisition of Vizio
https://variety.com/2024/digital/news/walmart-closes-vizio-acquisition-1236233418/
2002年創業のVISIOは、広告視聴によって無料でコンテンツ配信を楽しめるスマートTV用OS「SmartCast」を展開しており、記事作成時点でのアクティブアカウント数は1900万件以上、2018年からの成長率は約400%と急成長を遂げていました。
2024年2月、ウォルマートはそんなVISIOを買収したと発表しました。ウォルマートは今回の買収にあたってVISIOの株を1株あたり11.50ドル(約1700円)、合計23億ドル分買収しています。
ウォルマートのエグゼクティブヴァイスプレジデント兼最高成長責任者を務めるセス・ダレール氏は「VISIOは、お客様に愛される素晴らしい製品をお得な価格で提供しています。彼らは常に顧客をビジネスの中心に据えており、ウォルマートと価値観を共有しています。VISIOの広告事業を我々のデジタル広告プラットフォームであるWalmart Connectと組み合わせることでインパクトのあるビジネスへの投資が可能になるはずです」「Walmart Connectを通じて、広告主が顧客と有意義につながり、製品の発見を促進するための新しく差別化された方法を市場に投入できます」と述べています。

また、VISIOの創設者兼CEOのウィリアム・ワン氏は「創業以来、VISIOの使命は信じられないほどの価値や優れた技術、数々のイノベーションをお客様に提供することでした。今回のウォルマートによる買収に伴い、膨大な数のリソースを受け取ったため、最高のホームエンターテインメント体験に関するその使命をさらに加速し続けます」と語りました。
なお、ウォルマートによると当面の間両社は別々に運営を続けるとのことで、ダレール氏の元でワン氏は引き続きCEOとしてVISIOを率いることになります。また、買収の完了に伴い、VISIOはウォルマートの完全子会社となり、VISIOのクラスA株式はニューヨーク証券取引所での取引から外されることになります。
