エディオンの2024年3月期第2四半期連結決算 売上高は微増だが販管費の圧縮で増収増益を達成
●粗利益は減少したものの販管費の圧縮で利益が伸長
この2Q累計の増収に対して、粗利益は前年同期比99.8%とダウン。増加基調にある販管費を考えると、粗利益のダウンは営業利益の低下につながる。しかし、エディオンでは設備費・その他管理費は増加したものの、人件費や広告宣伝・販売費、減価償却費などをコントロールして販管費を同99.3%に圧縮した。
この販管費コントロールにより営業利益は前年同期比104.3%と増加。営業外損益では営業外収益が増加し、営業外費用がダウンしたため、経常利益は営業利益の伸長率を上回る同108.7%となった。
しかし、特別損益では特別利益が減少し、特別損失が増加したことにより税引前当期純利益は前年同期比103.1%と経常利益の伸長率を下回った。当期純利益では法人税等が増加したため、最終純利益は同102.1%となった。
●2Qのエアコン売上高は3カ月連続で前年2桁増
商品別の動向を公表しているPOS売上による月次速報で見ると、1Qはほとんどの商品が前年割れだったが、2Qに入るとエアコンが伸長。7月の売上高は前年同月比140.7%で、8月は同116.2%、9月も同116.8%と3カ月連続で前年2桁増をキープ。テレビやパソコン、リフォームは2Qも前年割れが続いたが、洗濯機は前年実績を上回った。
2Q累計の各指標を見ると、粗利益率は30.2%で前年同期から0.2ポイントダウン。販管費率は27.2%で前年同期から0.3ポイント下がり、営業利益率と経常利益率はいずれも前年同期より0.2ポイントアップの3.1%に上昇。当期純利益率は前年同期と同じ2.0%となった。
2024年3月期の通期連結業績では売上高を前年比103.4%の7450億円と計画し、営業利益は同101.6%の195億円、経常利益は同101.3%の195億円、当期純利益は同100.9%の115億円と予想している。
