大雨の中であいさつする農業部の陳吉仲初代部長

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(台北中央社)台湾の行政機関「農業部」(農業省)が1日、発足した。行政院(内閣)農業委員会から昇格したもので、陳吉仲(ちんきちちゅう)初代部長(大臣)は農・漁業従事者への支援や食料安全保障の確保、持続可能な農業に向けて努力すると意気込んだ。

雨が降る中行われた看板除幕式で陳氏は、傘を差さずに「天が大地を潤してくれることに感謝する」とし、今後は引き続き農業従事者の収入向上や気候変動への対策を推進するとあいさつした。

またその後のメディアの取材に、干ばつや高温に強い複数の品種を研究開発したと強調。干ばつや高温、害虫に対抗する技術の推進、かんがいエリア外への水供給拡大などにも取り組むと説明した。

式典に出席した頼清徳(らいせいとく)副総統は、農業部が台湾の農業に持続可能な発展をもたらし、農・漁業従事者の暮らしをより良くし、食料安全保障の危機が起きなくなることに期待すると語った。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)