2年で引退、留学経験生かし球団通訳に 福岡第一卒の25歳

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(嘉義中央社)台湾プロ野球・富邦ガーディアンズに2020年、ドラフト指名されて入団した周奕丞(25)。昨年末、現役生活にピリオドを打つことを決意した。日本に留学した経験や国際大会で通訳を担った経験を生かし、日本語の球団通訳としてチームの役に立ちたいと話す。

台湾からの留学生を多く受け入れ、陽岱鋼らを輩出した福岡第一高校卒。台湾の大学を経て富邦に入団し、2軍では野手として44試合に出場。通算71打数13安打、2盗塁で、1軍昇格の機会がないまま選手生活を終えることになった。

昨年9月、兵役でチームを離れた際、自身と向き合う時間ができた。その後、ゼネラルマネジャーから球団通訳への転向を打診され、引き受けることにした。

プロ生活わずか2年。葛藤はなかったのかとの問いに周は、他にやれることはまだあると語る。選手として頂点に立つことは恐らくないと悟り、他の方法でチームや選手の力になれるのではないかと考えた。1軍打撃コーチには垣内哲也氏が就任し、通訳を通じて学べることがあるはずだと前向きだ。

元チームメートがトレーニングをしている姿を見ていると、今でも体がうずく。通訳としての仕事をこなしつつ、筋トレは続けているという。

今後については、スポーツ科学やデータ分析にも興味があると話し、通訳以外にも知識を吸収していきたいと語った。

(謝静雯/編集:楊千慧)