次期新竹市長、秘書給与詐取の疑いで取り調べ 約270万円で保釈/台湾
次期新竹市長、秘書給与詐取の疑いで取り調べ 約270万円で保釈/台湾
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(台北、新竹中央社)立法院(国会)から振り込まれた公設秘書の給与をだまし取ったとして、台湾台北地方検察署(地検)は15日、次期新竹市長の高虹安(こうこうあん)立法委員(国会議員)ら4人を、特定の人が犯罪に関わっているか不明な「他字案」の被告として呼び出した。夜通しで取り調べを行い、16日朝、高次期市長の案件分類を、被告の身分と犯罪の形態がより明確な「偵字案」に変更し、60万台湾元(約270万円)での保釈を命じた。
検察は先月26日の新竹市長選に野党・民衆党から出馬して当選した高被告と、元助手で交際相手の男が、立法院から支払われる秘書給与を詐取したとの告発を受けた。高被告が秘書に対し、受け取った給与を事務所の「積立金」として入金させ、積立金を個人的な支出の建て替えに使用していた疑いも持たれている。汚職治罪条例の職務を利用して財物を詐取した罪と刑法の文書偽造などの罪に該当する可能性がある。
台北地検は15日、高被告の立法院執務室や自宅、その他被告の自宅などを家宅捜索。高被告やその交際相手の男ら4人を被告として取り調べ、別の秘書1人を証人として呼び出した。交際相手の男は17日、保釈金なしで帰された。
高被告の市長就任は25日に予定されている。新竹市政府民政処は15日、25日に就任宣誓が行えない場合、3カ月以内に振替で宣誓を実施する必要があると説明。振替宣誓も行えなかった際には、規定に従って市長選を改めて行うとしている。
(林長順、郭宣彣/編集:名切千絵)
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