吉田鈴(写真)らが厳しい戦いを勝ち抜き最終テスト進出を決めた(撮影:GettyImages)

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日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が行う2022年度プロテストは、14日までに全3地区で行われた第2次予選が終了した。茨城・静ヒルズCC(10月4〜7日)でのA地区からは35人、そして14日が最終日だった三重・伊勢CCでのB地区は33人、広島・呉CCのC地区は31人が最終テストへ進出。11月1〜4日に開かれる茨城・大洗GCでの4日間で上位20位タイまでに入れば、晴れて正会員となり、ツアーへの出場権を手にすることになる。

A地区をトップで通過したのは、19歳の神谷そら。かつてJGAナショナルチームにも選出されていた選手だ。今年の「日本女子オープン」でも22位タイに入るなど、活躍を続けている。またこの地区はツアープロを姉に持つ選手の活躍も目立った。4位で通過したのはツアー2勝を誇る吉田優利の妹・鈴(りん)。同1勝の植竹希望の妹・愛海(なるみ)や、臼井麗香の妹・蘭世(らんぜ)、江澤亜弥の妹・亜季もここから最終に進んだ。
このほか来季の米ツアー出場権をかけた予選会にも参加する識西諭里や、ステップ・アップ・ツアーでアマチュア優勝経験を持つ平塚新夢(あむ)、吉田とともに今年の「オーガスタ女子アマ」に出場した六車日那乃(ひなの)ら、多くの注目選手も2次を突破した。
B地区は、昨季レギュラーツアーにフル参戦した高木優奈が4位タイと上位で通過。また米国ツアー参戦経験を持つパナラット・サナポルブーンヤラス(タイ)も21位タイと余力を残し、大洗行きを決めた。
C地区からは、昨年度の最終テストで涙をのむかたちになったトップ通過の谷頭さつきや、2位の奥山純菜らがリベンジの舞台に挑む。このほか、プラチナ世代の有力選手・佐渡山理莉や、脇元華の妹・桜らがJLPGA正会員入りを目指していく。
一方、第2次予選で敗退した注目選手も少なくはない。A地区では高校卒業後に米国ツアーに参戦した山口すず夏や、18年平昌冬季五輪スノーボード日本代表の鬼塚雅を姉に持つ貴理(きり)らが通過ならず。今季ツアー初優勝を挙げたセキ・ユウティン(中国)の妹・ユウリ、ツアー1勝の淺井咲希の妹・美希、ナショナルチーム選出歴のある大学生・星川ひなのも2次で姿を消した。そのほか、ツアー参戦歴を持つ多くの選手が最終テスト進出を逃している。
今年のプロ入りをかけたサバイバルレースも、残り72ホール。厳しい予選を勝ち抜いた99人に、現役ナショナルチームメンバーの早大4年生・稲垣那奈子といった最終から出場する選手を加え、大洗で“最後の大一番”が行われる。
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