北投の地域振興を 消えたかつての味再現 昭和天皇もてなした料理も/台湾
酒家での宴会の際に出されたコース料理「酒家料理」は、日本による統治の影響を受けて発展し、客人をもてなす手の込んだ料理や豪華な盛り付けなどが特徴とされる。同ホテルで再現された料理は10品で、皇太子だった裕仁親王が食べた「金錢火鶏」(豚肉の挟み揚げ)もメニューに名を連ねている。継承が途絶えていたが、当時の文献を参考に料理人たちが再現を試みた。
同ホテルで再現された料理にも地元農家が生産した食材を使用。プロジェクトに参加したPR会社「之外工作室」は、台北市内で食材を産地から食卓まで最短距離で届けることを実現させたと説明。「絵に描いたように美しい酒家の宴会料理」は今回のプロジェクトにおけるデザインの重点となったと胸を張った。
(余暁涵/編集:楊千慧)
