森保一監督

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9日、日本代表の森保一監督がオンラインの取材に応じ、日本の課題と特長、さらに久保建英と鎌田大地について語った。

現在、Jリーグの視察を行っている森保監督は個別の選手についての言及は避けた。そしてJリーグとヨーロッパのリーグの違いについては「インテンシティ」とズバリ。「レベルは進化していると思うが、まだ追いついていかなければいけない」と続けた。

一方で日本の良さは「組織力」「俊敏性」「技術力」とともに、「つなぐ能力」「周りの状況を見て自分がどのように人と人をつなぐようにプレーするのか察する能力」だとした。

また、久保建英については「攻守にわたって監督から要求されている」「成長するために一皮むけなければいけない状況」と苦しい状態だと分析。

ワールドカップ最終予選では出番が少なかった鎌田大地については「(最終予選では)攻撃の良さを出せていなかった」が、現在は「どんなプレッシャーがかかった状況でも出来る」ようになったと成長を認めていた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】