中国人のなかには「ねじ」があまりに身近であることから、「取るに足らない部品」のように思っている人もいるようだが、ねじの品質は製品全体の品質を左右するほど重要な存在だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 「ねじ」はあらゆる工業製品に使用されており、現代人にとって極めて身近な部品だと言えるだろう。中国人のなかには「ねじ」があまりに身近であることから、「取るに足らない部品」のように思っている人もいるようだが、ねじの品質は製品全体の品質を左右するほど重要な存在だ。

 中国メディアの網易はこのほど、日本メーカーが発明した「緩まないねじ」を紹介しつつ、中国メーカーが生産する「ねじ」よりはるかに高額で売られていることを伝え、「これが付加価値というもの」だと紹介している。

 日本には「緩まないねじ」や「緩まないナット」を発明し、販売しているメーカーがあり、その存在は中国でも広く知られている。記事は、「緩まないねじ」や「緩まないナット」について紹介しつつ、「構造や原理を後から知ると、簡単な原理に思えてしまう」としながらも、簡単に思えたからと言って、それを自分が発明できるかと言えば「決してそうではない」と強調し、新しいものを生み出す「発明」とは非常に難しいものであることを強調した。

 続けて、驚くべきは「緩まないねじ」や「緩まないナット」と、一般的なねじやナットとの価格差であるとし、ネット上で調べた結果として日本メーカーの「緩まないねじ」や「緩まないナット」と、中国で販売されているごく一般的なねじやナットとの価格差は「40倍以上」もあったと紹介。

 これだけ高い値段で売ることができるのは、それだけの価値があるためであると指摘し、その値段を正当化できるものこそ「技術力がもたらす付加価値」であり、中国製品にとっても「付加価値を生み出すことが非常に大切だ」と強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)