【前園真聖コラム】第372回「ベトナム戦こそこの選手を起用しては?」
日本とベトナムのアウェイ戦が行われる11月11日(現地時間)、オーストラリアvsサウジアラビアも開催されます。この2チームが潰し合いを行っている間に、日本はしっかりと勝利を収めなければなりません。
その相手に対して日本は堂安律、久保建英の負傷が長引き、大迫勇也のケガも明らかになりました。前途多難ではありますが、だからこそ思い切った策を考えてほしいと思います。
たとえば、日本のボール支配に対してベトナムが引いて守ってくるようならば、大迫の復帰次第ではあるものの、僕はクロスやセットプレーで高さのあるオナイウ阿道を1トップに起用していいのではないかと思います。
そして両サイドは組織に加えて個人で突破できる選手を配置するのがいいでしょう。右は伊東純也が好調ですからそのままとして、左は先週、途中出場でハットトリックを決めた三笘薫を呼んでいいのではないでしょうか。
中盤は、オーストラリア戦で遠藤航、守田英正、田中碧のコンビネーションが冴えたので、変えずに熟成させていいと思います。守備ラインは定番の酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都で間違いないでしょう。
そして先制点を奪い、ベトナムが前に出てきたら、裏のスペースを狙って古橋亨梧を投入するというのはどうでしょうか。そして試合終盤、高さもありセットプレーのキッカーも出来る中山雄太を長友の代わりに出場させて守備を固めればいいと思います。
勝利を収めつつ、相手にうまく対応しながらシステムや選手のオプションを増やしていくという戦いが出来れば理想的です。ベトナム戦はそういう戦いが出来ることを願っています。
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。