森保一監督(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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オーストラリア戦に勝利を収めたものの、状況が大きく好転したわけではありません。11月の2つのアウェイ戦、ベトナム戦とオマーン戦で勝点6を取って、何とか上位チームに食らいついていくしかない状況です。

日本とベトナムのアウェイ戦が行われる11月11日(現地時間)、オーストラリアvsサウジアラビアも開催されます。この2チームが潰し合いを行っている間に、日本はしっかりと勝利を収めなければなりません。

ただし、ベトナム戦も厳しい戦いであることは間違いないでしょう。サウジアラビアは初戦で対戦しましたがベトナムが先制しました。オーストラリアはベトナムのホームで対戦し、1-0の辛勝でした。決して侮っていい相手ではありません。

その相手に対して日本は堂安律、久保建英の負傷が長引き、大迫勇也のケガも明らかになりました。前途多難ではありますが、だからこそ思い切った策を考えてほしいと思います。

たとえば、日本のボール支配に対してベトナムが引いて守ってくるようならば、大迫の復帰次第ではあるものの、僕はクロスやセットプレーで高さのあるオナイウ阿道を1トップに起用していいのではないかと思います。

そして両サイドは組織に加えて個人で突破できる選手を配置するのがいいでしょう。右は伊東純也が好調ですからそのままとして、左は先週、途中出場でハットトリックを決めた三笘薫を呼んでいいのではないでしょうか。

中盤は、オーストラリア戦で遠藤航、守田英正、田中碧のコンビネーションが冴えたので、変えずに熟成させていいと思います。守備ラインは定番の酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都で間違いないでしょう。

そして先制点を奪い、ベトナムが前に出てきたら、裏のスペースを狙って古橋亨梧を投入するというのはどうでしょうか。そして試合終盤、高さもありセットプレーのキッカーも出来る中山雄太を長友の代わりに出場させて守備を固めればいいと思います。

勝利を収めつつ、相手にうまく対応しながらシステムや選手のオプションを増やしていくという戦いが出来れば理想的です。ベトナム戦はそういう戦いが出来ることを願っています。