宇都宮市の中心部に企業などが商品を試験的に販売できるスペースが25日、本格的にオープンしました。

運営するのは東京に本社を置くベンチャー企業で社員は20代が中心、若い力で地域の盛り上げを図ります。

宇都宮市のオリオン通りにグランドオープンした「えにらぼ」です。

東京に本社を置くベンチャー企業「えにさむ」が運営しています。

「えにらぼ」では企業や作家が商品を試験的に販売することができます。

企業や作家と直接意見を交換することもできますが「えにらぼ」のスタッフが間に入ることでより率直な客の声を集めることができるといいます。

また、リサーチしたデータを分析してよりよい商品づくりにつなげます。 

本格オープンを迎え現在、扱っているのは県内の作家などの商品ですが、今後は県外の企業などの進出もサポートするということです。

スタッフは20代がメインの「えにさむ」の社員のほか、地元の大学生をインターンとして受け入れます。

こうした若い力や柔軟な視点が「えにらぼ」の強みのひとつです。

また、建物は以前、楽器店だった場所です。

防音の部屋を活用し、商品を宣伝するための動画や写真撮影できる場所を設けました。

実際の店舗だけでなくオンラインでの販路拡大にもチャレンジすることができます。