「週4日&1日6時間労働」をフィンランドの新首相が計画中
By Hietaparta
34歳というフィンランド史上最年少の若さで首相に就任した、フィンランドのサンナ・マリン首相が、「週4日&1日6時間労働」の導入を検討しています。
Finland's new Prime Minister Sanna Marin, 34, plans to introduce four-day working week | Daily Mail Online
https://www.dailymail.co.uk/news/article-7854449/Finlands-new-Prime-Minister-Sanna-Marin-34-plans-introduce-four-day-working-week.html
そんなマリン首相が、労働者が家族とより多くの時間を過ごせるようにするための法案として、「週4日・1日6時間労働制」を検討していると発表。マリン首相は運輸通信大臣時代から、生産性を改善するための「労働時間の短縮」を提唱していました。
マリン首相は答弁の中で、「フィンランド国民の労働時間を少なくするというのは重要なことです。これは我々の公約でもありますし、労働者を助けることにもつながります。2015年から1日6時間労働を実行している隣国のスウェーデンでは、労働者がより幸福に、より経済的に豊かに、より生産的になったという調査結果が示されています」と述べました。
記事作成時点で、フィンランドにおいて法で定められた労働時間は、週5日・1日8時間労働です。今回の発表は、フィンランド左翼同盟を率いるリ・アンダーソン教育大臣の熱烈な賛同を得ていると報じられています。
2019年10月、日本マイクロソフトはライフワークバランスの改善のために「週4日労働」を実践。同社は、「週4日労働の結果、生産性が39.9%改善した」と報告しています。
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