エリクセン、トッテナム退団を決断か…ユーヴェとインテルの争奪戦に?

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 トッテナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、同クラブと新契約を結ばないことを決めたようだ。2日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。

 現在27歳のエリクセンとトッテナムの契約は今シーズン限りで満了を迎えるが、契約延長交渉は停滞している。そんな中、同選手は今季の公式戦16試合に出場しているが、ジョゼ・モウリーニョ新監督就任後の3試合はいずれもベンチスタートとなっている。

 モウリーニョ監督は、同じく今季限りで契約が切れるベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトと同代表DFヤン・フェルトンゲンとの契約延長を希望しているものの、エリクセンについては来年1月の移籍市場での売却を容認している。しかし、契約残り半年の選手は1月から他クラブと来夏の移籍に向けた事前契約を結べるようになり、エリクセン本人もフリー移籍での退団を希望している模様。そのため、トッテナムは移籍金を手にできないまま、今季終了まで同選手を抱える可能性もありそうだ。

 エリクセンの獲得には、ユヴェントスやインテルが強い関心を示している。以前はレアル・マドリードへの移籍が噂されていたが、同クラブはウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデの台頭を受け、エリクセンの獲得を見送る方針のようだ。