シートに植物の葉を模したひし形の模様を最適に配置

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 大協技研工業(相模原市南区、大山純平社長)は、捕獲力を同社従来品より1・6倍に高めた粘着式捕虫シート「ラスボスRタイプ」を10月1日に発売した。トマトなど作物の栽培初期に設置すれば、害虫の密度を抑えて収量の増加が期待できる。

 ビニールハウスなどの施設園芸を手がける農家が主なターゲット。全国農業協同組合連合会(JA全農)や農業協同組合の資材販売店、種苗店などを通じて販売する。価格はオープン。

 粘着式捕虫シートは紙製で長さ260ミリ×幅115ミリメートル。吊り下げて使い、植物の葉や花などから吸引して農作物に被害を及ぼすコナジラミ類やアザミウマ類といった小さな害虫を捕獲することができる。

 兵庫県立農林水産技術総合センター、浜松医科大学との共同開発で、黄色のシートに植物の葉を模したひし形の模様を最適に配置した。シートの中央部でも効率的に捕虫できるようにし、捕獲能力を高めた。収穫まで半年強の期間利用でき、益虫である受粉昆虫については脱出できる粘着力にしている。