小林悠(撮影:佐野美樹/PICSPORT)

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3分、小林悠がゴール左下にPKを蹴り込み、これで日本が1点をリードした。小林は中国戦でのゴールに続いて得点を奪い、FWとしての「数字」では結果を残した。

だが小林はミックスゾーンで苦悩の表情を浮かべていた。

「今日は本当に孤立してたし、ちょっと厳しかったですね」

今季、小林が川崎でゴールを挙げた試合は無敗。ところがこの日は1-4と大敗を喫してしまった。

それでも小林はヴァイッド・ハリルホジッチ監督の戦術には高い理解を示している。2016年3月の合宿では、監督の要求する動きをいち早く理解し、監督から称賛されていたのだ。小林自身も「戦術的にはセンターFWの動きで要求されたことはできたと思います」と手応えを感じていた。

では何が問題点だったのか。

「今日は守り方として後ろが重たい守り方をしていたので、攻撃になったときは前線までの距離が空きましたね。今日みたいな守り方をするのなら、自分は真ん中ではなくてサイドのほうがよかったと思います」

もっとも、海外組が加わったメンバーになれば、守り方も変わってくるだろうし、距離が開いても縦のパスが出てくるだろう。また、大島僚太が負傷離脱していなければ、もう少しコンビネーションでも崩せたはずだ。しかし、そんな仮定をしても小林はもっと爪痕を残しておかなければいけないと考えていたようだ。

「今日に関してはアピールにならなかったと思います」

「(ワールドカップのメンバーを)決めるのは自分ではないので」

最後まで小林は笑顔を見せることなく記者の前を後にした。

【日本蹴球合同会社/森雅史】

・16日韓国戦

▼ 伊東純也がPKを獲得し小林悠がペナルティスポットに向かった

(撮影:佐野美樹/PICSPORT)

▼ 冷静に左下に蹴り込みゴール! 小林は2試合連続で得点を挙げる

(撮影:佐野美樹/PICSPORT)

▼ 3分、難敵から先制し有利に立ったが……

(撮影:佐野美樹/PICSPORT)


・12日中国戦

▼ 一度はシュートを阻まれるもののボールは小林の足下へ

(撮影:岸本勉/PICSPORT)

▼ 難しい角度ながら左足でゴールを狙う

(撮影:岸本勉/PICSPORT)

▼ これで小林は念願の代表初ゴール

(撮影:岸本勉/PICSPORT)
▼ 力強いガッツポーズとともに代表メンバー生き残りへの強烈なアピールをした

(撮影:岸本勉/PICSPORT)