選挙人名簿が大事!? 選挙なのに「投票用紙」が送られて来なかったらどうする?
今年6月から18歳に引き下げられる「選挙権」。衆参ダブル選挙かも? なんて話も聞こえてきますから、18歳のひとには大きなイベントになりそうです。
もし投票用紙が送られて来なかったら、どうすればいいのでしょうか? もっとも多いのが「引っ越し」関連で、ひとり暮らしを始めたけど住民票を移し忘れてたなんてパターンは、待てど暮らせど届かなくて当たり前。住民票をベースに管理されているので、ちゃんと手続きしておきましょう。ただし転入してもすぐに反映されるわけではなく、目安は3ヶ月以上経ってから。頻繁に引っ越ししているひとも同様に送られてこないことがあるので、オレって選挙権ないの? と心配せず、役所に確認しましょう。
■転出入届は確実に
今年6月から、選挙権が満18歳以上になるのはご存じのことでしょう。選挙が近づくと投票用紙が郵送されてくるのが一般的ですが、なかには投票できない選挙もあります。たとえ18歳以上でも「選挙人名簿」に登録されていないひとは、投票できないからです。
「選挙人名簿」と聞くと立候補したひとをイメージするかも知れませんが、その逆で、投票できるひとのリストを意味します。満18歳以上なら誰でも、ではなく、「引っ越し」のタイミングによっては登録されない場合もあるのです。選挙人名簿は、
・3、6、9、12月に更新
・そのときの住所をもとに作成
が基本、「住所」は実際に住んでいる場所ではなく、住民票が手がかりとなりますので、ひとり暮らしを始めたのに転出入の届け出を忘れていると、「住んでいない」扱いになってしまいます。この場合、引っ越しする前の住所に送られてくるので、選挙権がなくなってしまう訳ではありませんが、都道府県、市区町村の選挙は「住んでいる」ひとが対象。住民票を移し忘れると「エリア外」のひとと扱われ投票できなくなってしまいますので、忘れずに手続きしてください。
■目安は3ヶ月
ちゃんと住民票を移しても、送られてこない場合があります。引っ越して間がないひとや、頻繁に住所が変わるひとです。
選挙人名簿が更新されるのは年4回のため、ちゃんと住所変更の手続きをしても、反映されるのに最長3ヶ月かかります。対して投票用紙が発送されるのは、立候補者の受付をおこなう公示または告示日から3〜4日が目安のため、ズレが生じる場合があります。極端な例ですが、引っ越しした日が公示/告示日なら、選挙人名簿に登録されなくて当然、残念ながらその選挙には投票できません。これらは選挙によって、
・衆議院議員選挙 … 投票日の12日前
・参議院議員選挙 … 投票日の17日前
・区議会議員選挙 … 投票日の7日前
と違いますので、まずは何の選挙か確認しましょう。
また、引っ越して来てから「3ヶ月以上」住み続けたひと、というルールもあるので、しょっちゅう引っ越ししているひとも選挙人名簿に登録されないことがあります。自治体によって差がありますが、目安は引っ越しから3ヶ月後、それ以上経つのに送られてこなかった場合は役所に確認しましょう。
■まとめ
・選挙に投票できるのは「選挙人名簿」に登録されているひと
・満18歳以上でも、選挙人名簿に登録されていないと、投票できない
・引っ越し後「3ヶ月以上」住んでいるひとが対象、が一般的
・住民票を移し忘れると、投票できない選挙もあるのでご注意を
(関口 寿/ガリレオワークス)
