この制度でケガや病気で働けない間の生活費もある程度保障されるため、会社勤めの方が医療保険で備える必要性は薄くなります。

ただし、自営業者を含む国民健康保険に加入している人や、パートなどの収入があっても家族の扶養に入っている人は傷病手当金が下りません。

もし、“社会保険未加入者の収入がなくなったら、生活を続けていくのが困難”な事態に陥りそうであれば、医療費のためではなく、生活費のために医療保険へ加入するという選択肢もあるのです。

­

次に、「差額ベッド代」と「先進医療」についてですが、これらはどちらも“入院や医療に関わるお金でありながら健康保険の適応外”となってしまうお金です。

「入院中は一人になれる環境で治療に専念したい」「少しでも最新の治療を受けたい」という希望を持っているなら、その費用を医療保険で賄うのも一つの方法でしょう。

­

そして「保険制度の見直し」は、前述した“高額医療費”や“子供や高齢者の医療費”の制度がマイナス方向へ改正された場合のリスクに備えるというものになります。

何十年先のことは誰にも分からないという点と、医療保険は若いうちに加入すると保険料が安いという点を結ぶと、“必要ないかもしれないけど、医療保険は早めに入っておいたほうが安心”という答えになるのです。

もしかしたら制度は何も変わらないかもしれないし、今より手厚い制度になっているかもしれませんから、“安心を買いたい”という希望や余裕のある方は検討してみてはいかがでしょうか。

­

意外と知られていない健康保険の制度や、具体的な医療保険のメリットについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

家族構成や収入、勤務形態によっても医療保険の必要性は変わってくると思います。自分や世帯の状況を今一度確認して、もしものときにどんな制度が使えるのか把握しておきましょう。

­

<プロフィール>

りうな

ライター

2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

­

写真© stockpics - Fotolia.com