エコー検査、レントゲン検査など、現代の医療では検査による画像診断が欠かせない。わけても日本は、医療機器であるCT(コンピューター断層撮影装置)やMRI(磁気共鳴画像化装置)が人口当たり保有台数で世界一という「検査大国」だ。最先端の検査が身近にある環境は恵まれている半面、医師の勧めに無条件に従って不必要な検査を受けてしまう「過剰検査」に陥る可能性にも気をつける必要がある。診療所にもあるMRI「脳ドックで認知