「バズワード」や「バズる」は今や流行語?加害者にもなりかねない危険は変わらない

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「バズワード」「バズる」といった言葉をよく見かけるようになった。一種の流行語のように使われている。スマートフォンによるFacebookやTwitterなどのSNSが当たり前になったころから、よく使われ始めた言葉だ。

この「バズワード」は、「クラウドコンピューティング」や「ウェアラブル」「ユビキタス」「「マルチメディア」など、IT関連で多く使われることが多い。実際に、これがとういうモノかと問われて、明確に回答できる人は少ない。流行しているからといって、必ずしも正しかったり、具体的なモノだったりしないケースが多い。

「バズワード」とは、SNSなどを通して拡散、流行しているため、あたかも説得力、具体的な実態がある言葉のようにみえるが、実は、具体性がなく明確に定義されていない言葉なのだ。また、「バズワード」という言葉自体も曖昧なことからこの単語自体も「バズワード」の一つだと指摘する意見もある。

そもそもの語源は、蜂のブンブンという羽音からきており、沢山の蜂(人)が群れている様を、流行語にあてはめたと言われている。

特にスマートフォンの登場で、TwitterやFacebookどのSNS利用が増えたことで、実態のない言葉が拡散、流行しやすくなったことも、「バズワード」が増えてきた要因とも言える。特に日本では、イメージ先行型の流行語、宣伝という意味で使われることも多い。「バズワード」の口コミ効果を利用したソーシャルメディアのマーケティング手法を「バズ・マーケティング」と呼ぶこともあり、ビジネスで利用されるケースもある。

「バズる」
「バズワード」がFacebookやTwitterなどSNSで流行、拡散されている様子を表現する際に、「話題になっている」「流行している」という意味で使われることが多い。

「バズワード」の意味の変化
当初、「バズワード」は、「内容がない」、「実態がない」、「不明瞭」ながら、言葉だけが流行しているという、批判や指摘を含んで用いられてきた。
FacebookやTwitterなどSNSにおいて、一般の利用者が増え、企業なども口コミマーケティング効果に注目する中、「流行している」「拡散されている」「周知されている」といった現象を表す言葉として認識している人も増えているようだ。

ただ、「バズワード」が、本来の言葉以上に拡散、流行する爆発力のある現象を指しているので、元々の発言や発信内容の真意通りに伝達してない場合もある。SNSで「流行っている」「みんながシェアしている」からといって、ソース元を確認しないで、安易に拡散すると風評被害など他者に被害を与える危険性もあるので注意も必要だ。