タッチしないで操作できるタッチパネル!?スマホのタッチパネル最新事情

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iPhoneiPadをはじめ、現在主流となっているAndroidスマートフォン(スマホ)、タブレットは、大きな画面を“指で直接タッチして操作”するタッチパネルが常識となっています。

しかし、最近では指でタッチする操作だけでなく、ペンで操作できたり、さらには画面に触れなくても操作できたりするスマホやタブレットも登場してきました。

利用する機種によって、できたり、できなかったり、そもそも指操作とペン操作ではなにが違うか?また、画面に触れずに操作するとはどういうことなのか?など分からないことも多いかと思います。

そこで、今回はスマホやタブレットのもっとも基本のタッチ操作の最新事情を見ていきましょう。


■タッチ操作にはいろいろある
タッチ操作は、どの機種でも同じと思いがちですが、実はいくつか異なる点があります。

1.指でしか操作できない機種
2.指のほか、ペンでも操作できる機種
3.指を触れないで操作できる機種

画面にタッチしないで操作できる機種は、もはやタッチ操作ではないですが、もちろんタッチ操作と併用して使うことができます。


■指以外の誤動作が少ない 指タッチでしか操作できない機種
iPhone、iPod touch、iPadや、Androidスマホなど、一般的なスマホやタブレットが相当します。

このタイプの機種は、「静電容量方式」というタッチパネルが使われています。
この方式は、液晶画面に指で触れて発生する微弱な電流にセンサーが反応して指の位置を認識します。人体の静電容量に反応するので、生き物以外や電流が発生しないものには認識されません。つまり、鉛筆や布などの電流が流れないものには反応しないのはそのためです。逆に、指が触れるか触れないかの微妙な距離間でも、人体の静電容量をに反応して動く場合もあります。

そのため、スマホをバッグやポケットの中に入れて持ち歩いても、画面に物が当たるなどして触れたとしても誤動作がしない点がメリットです。

ちなみにスマホやタブレットで採用されているのは電極の多い「投影型」といわれるもので、高速で精度委が高く、複数の場所にふれても認識できるマルチタッチに対応しています。

iPhoneでも使えるペンがあるのはなぜ?
人体の静電容量に触れないのに操作できるタッチペンが市販されていますが、そうしたタッチペンは先端に特殊なゴムなど“タッチした際に電流が発生”するようになっているため操作ができます。

ただ、ある程度面積がないと正しく感知できないので先端が大きくなっています。先端のが丸形や、平頭型、斜めなどさまざまな形状があるのは、認識の取りこぼしを少なくしたり、誤動作を防ぐためです。


■絵もかけちゃう!指だけでなくペンでも操作できる機種
ペン操作に適した代表的な機種がNTTドコモの「GALAXY Note II SC-02E」(サムスン電子製)に代表されるGALAXY Noteシリーズです。このシリーズは、「静電容量方式」のタッチパネルでありながら、「電磁誘導方式」という方式にも対応したディスプレイパネルを搭載しています。

「電磁誘導方式」は、液晶ペンタブレットやタブレットPC、プリクラ機に使われているモノで、イラストレーターやデザイナーなどにも多くつかわれており、紙に手書きするような感覚で描くことができます。「静電容量方式」のような電流ではなく、専用のペンで画面をタッチすることで発生する電磁エネルギーで位置を認識しています。

特徴は、ペンの“筆圧を感知”ができるので、強弱の付いた線や文字が書けます。イラストや筆書きにも適した、よりリアルな手描き入力ができるわけです。


■魔法のように使える?指を触れないで操作できるタッチパネル
最近登場しはじめたのが、「ELUGA P P-03E」(パナソニックモバイルコミュニケーションズ製)など「タッチアシスト」などと呼ばれている“指を画面に触れなくても”ヘルプやガイドを表示したり、操作できたりする機種です。

実は、ディスプレイパネル自体は「静電容量方式」で、前述のように人体などの電流にセンサーが反応して位置を認識するという特徴を活かし、画面に触れる直前に電流を感知することで、タッチだけでなく、画面に指が近づいたときに動作する仕組みを搭載しているのです。


電磁誘導方式は、Windowsを搭載したタブレットやPC、指を触れずに操作できる方式はスマートフォンなどモバイル機器で今後広がりを見せていくでしょう。このように一言でタッチパネルといっても製品により違いがあるので、購入時には確認しておきたいポイントとなってきています。