ウイスキーを造ったあとのモルトの残りかすを燃料にして発電・発熱を行う施設の建設計画を、英スコットランドのウイスキー製造団体が地元当局に提出した。

英メディアはスコッチウイスキーで知られる「シーバスリーガル」のシーバスブラザーズ社、「ザ・フェイマス・グラウス」のエドリントン社などが組織するスコットランドのウイスキー製造者団体が発電・発熱施設建設計画を提出したことを24日報道した。

今まで、ウイスキーを製造した時にでる「モルトのかす」は家畜の飼料にするか捨てるしか処理方法がなかった。今回、同団体はバイオマス企業と共同でこの「モルトのかす」をエネルギー化する計画を進め提出、報道されたものだ。

発電能力は7.2メガワットで、9000世帯の需要を賄えるものとなり建設費は2400万ポンド(約48億円)という。

この計画はウイスキー製造者を長期的に支え「再生可能エネルギー導入を目指す地域や国の一助になる」と団体は強調していた。

スコットランドでは2000年にもアイレー島で波力発電システムが開発、始動されて「クリーンさを兼ね備えた重要なエネルギー源」と話題になった。今回の計画で環境にたいする新たな取り組むがまた進んだことになる。