ギド・アルゼンチーニ写真展 『女性的宇宙』を開催【Art Gallery M84】

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Art Gallery M84は、2026年7月13日(月)よりギド・アルゼンチーニ写真展『女性的宇宙』を開催する。今回の作品展は、Art Gallery M84の第171回目の展示として実施する個展だ。

■満ち足りた優美さ、甘美さ、そして妖艶さが素敵に跋扈している
ギド・アルゼンチーニは、2007年刊行の「The World’s Top Photographers : Nudes(RotoVision)」で、世界の名だたる写真家 30人の1人として、現代のヌード写真を語る上で重要な人物として取り上げられました。

独自の「女性的な宇宙」を垣間見るよう誘われる。そのすべてが閉ざされた部屋、古き良き別荘、モダンなアパート、そして数多くのホテルという、親密な空間で撮影されたものである。豪華なベルベットや四柱式ベッドで彩られた最もエレガントな5つ星ホテルから、安っぽいプラスチックの椅子や擦り切れた壁紙で飾られた、最もみすぼらしく取るに足らない時間制のモーテルに至るまで、多岐にわたる場所が舞台となっているそこでは、これらすべての部屋が、アーティストが自ら演出する覗き見的な幻想の舞台となる。
今回の展示では、前回お見せできなかった作品 7点を含む、大判の作品約18点をご覧頂けます。

ギドの女性美に対する偏愛とも言えるこだわりは、被写体に対して執拗なまでに完璧さを求めることに起因します。ある種冷徹で一切の妥協を許さない理想美の追求の根底には、女性に対する揺るぎない愛情と理想があります。彼のフィルターを通して何度も抽出され精製された女性達は、神格化された彫刻のようで、観る者の目を奪います。作り出された舞台装置の中で芸術作品へと昇華された女性の身体は、強度を備えた共感性を持つ美しさを放っています。そして官能的なロマンスやエレガンスに満ちた甘い香りがそこかしこに漂うのです。これこそがギド最大の魅力と言えるでしょう。

ギドの作品は、ヘルムート・ニュートンやベッティナ・ランス、そしてグレゴリー・クリュードソンが得意とする視覚的要素を多分に含んでいますが、それぞれのアーティスト達の特徴、つまり普遍的なエロチィシズムや光と影のコントラストといった手法を踏襲した上で透徹した審美眼により全体的なイメージを更に現代的に研ぎ澄ませる事に成功しております。その結果、ギドが作り出す完璧に計算された故の非現実的な世界(彼の中では、極めて現実的な世界)に陶酔することができます。そこには満ち足りた優美さ、甘美さ、そして妖艶さが素敵に跋扈(ハツコ)しています。
Art Gallery M84 オーナー 橋本 正則

【ギド・アルゼンチーニ(Guido Argentini)氏の略歴】
1966年 イタリア出身。フィレンツェ大学で3年間医学を学ぶ。
1989年 23歳で写真家としての道を歩み始める。
1990年 サンタモニカのトッドカプランギャラリーで初個展。
2003年 モノクロのヌードシリーズSilvereyeを発表。
2007年 現在ヌード写真の旗手として取り上げられる。
2013年 バレエダンサーの官能的ヌード写真集を出版。
Vogue、Marie Claire、Playboy等に掲載。

【最近の主な展示】
1996年 Todd Kaplan Gallery(Santa Monica・USA)
1998年 Todd Kaplan Gallery(Los Angeles・USA)
2006年 Camera Work(Berlin・Germany)
2006年 James Gallery(Moscow・Russia)
2006年 Galerie Reygers(Munich・Germany)
2007年 Galerie Sho Contemporary Art(Tokyo・Japan)
2009年 Photo Art Research(Florence・Italy)
2009年 Brucie Collections(Kiev・Ukraine)
2010年 Galerie Sho Contemporary Art(Tokyo・Japan)
2010年 Young Gallery(Brussels・Belgium)
2011年 Photographers Limited Editions(Wien・Austria)
2012年 Unix Fine Art(Miami, USA)