フランクフルトのブラウン photo/Getty Images

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ブンデスリーガこそ連覇を達成したものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝で敗退し、バイエルン・ミュンヘンは今シーズンも欧州制覇を達成することができなかった。

彼らにとってCL優勝は目標ではなくノルマに近いものになりつつあり、それに向けたオフシーズンでの新戦力獲得の重要度が増している。

ヴァンサン・コンパニ監督やクラブ首脳陣は、左サイドバックの獲得を急いでいるようだ。このポジションにはアルフォンソ・デイヴィスという絶対的なレギュラーがいるものの、最近の同選手は怪我が多く、稼働率が目に見えて低下。彼に代わって左サイドで攻撃にアクセントを加えられるサイドバックをバイエルンは求めている。

こうした中、ドイツメディア『SPORT1』によれば、バイエルンはフランクフルトのナサニエル・ブラウンを獲得候補としてリストアップし、17日(現地時間)には同選手の代理人と接触して移籍の可能性を探るなど、獲得に向けた動きを本格化させているという。

左利きで年齢もまだ22歳と若いブラウンだが、ドイツ代表では既に常連メンバーであり、北中米ワールドカップの登録メンバー入りも確実視されている同国屈指の左サイドバックだ。レアル・マドリードも獲得に向けて動向を注視しているとされる。

フランクフルトは、ブラウンについては移籍金6000万ユーロ(約111億円)以上のオファーでなければ移籍交渉には応じない方針であるという。そのため交渉は難航することが予想される。

しかし、仮にブラウンのバイエルン移籍が決まれば、彼とポジションが被っていることで出場機会に恵まれていないフランクフルトの小杉啓太にとっては大きなチャンスとなる。その一方で、バイエルンの伊藤洋輝はデイヴィスに加えてブラウンともポジションを争うという非常に厳しい状況に置かれることになるだろう。