【要注意】選び方を間違えると無意味?内臓脂肪を狙い撃ちする「3つの成分」とサプリの鉄則
食事・運動による生活習慣の改善を基本としつつ、サプリメントを補助的に取り入れることで、内臓脂肪対策をより多角的に進める方法もあります。機能性表示食品をはじめ、さまざまな成分が内臓脂肪のケアに活用されています。ここでは、注目されている成分とその働きについて詳しく解説します。
監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。
内臓脂肪対策に役立つサプリメントの種類
食事や運動といった基本的な生活習慣の改善に加えて、サプリメントを補助的に活用する方法もあります。ただし、サプリメントはあくまで補助的な手段であり、生活習慣の改善が最優先であることを理解しておく必要があります。
機能性表示食品としてのサプリメント
近年、内臓脂肪の減少をサポートする機能性表示食品が市場に登場しています。機能性表示食品とは、事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品で、消費者庁に届け出がなされています。内臓脂肪に関連する成分としては、ラクトフェリンやカテキン、葛の花由来イソフラボンなどが知られています。
これらの成分は、脂肪の分解や燃焼を促進する働きがあるとされており、継続的な摂取により内臓脂肪の減少が期待できる場合があります。ただし、効果には個人差があり、サプリメントだけで劇的な変化が得られるわけではありません。食事や運動といった基本的な取り組みと組み合わせることで、より効果的に活用できると考えられています。
オメガ3脂肪酸と抗酸化成分
オメガ3脂肪酸は、魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸であり、血中の中性脂肪を減らす働きがあることが報告されています。また、抗炎症作用も持つため、内臓脂肪の蓄積に伴う慢性的な炎症を抑える効果が期待されます。食事から十分な量を摂取することが難しい場合には、サプリメントで補うことも一つの方法です。
抗酸化成分としては、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどが挙げられます。これらの成分は、体内の酸化ストレスを軽減し、代謝機能をサポートする働きがあります。ただし、サプリメントの過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、用法・用量を守り、必要に応じて医師や薬剤師に相談することが望ましいです。
まとめ
内臓脂肪の蓄積は、生活習慣病のリスクを高める要因として知られていますが、適切な知識と実践により改善が期待できる問題です。食事や運動、睡眠、ストレス管理といった日常生活全般の見直しを通じて、内臓脂肪を効果的に減らすことができます。また、定期的に数値を測定し、自分の状態を客観的に把握することで、モチベーションを維持しながら取り組みを継続できます。サプリメントは補助的な手段として活用できますが、基本は生活習慣の改善にあることを忘れず、無理のない範囲で健康的な身体づくりを目指しましょう。気になる症状や数値の変化がある場合には、早めに医療機関を受診し、専門家の指導を受けることが大切です。
参考文献
厚生労働省 e-ヘルスネット|内臓脂肪型肥満
厚生労働省 e-ヘルスネット|メタボリックシンドローム(メタボ)とは?日本肥満学会|肥満症診療ガイドライン2022
日本動脈硬化学会|動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版
