大阪都構想“再々挑戦”へ 「法定協の設置議案」市議会に提出 維新市議団トップは“吉村知事の来年春以降の続投”求める 吉村氏は「去就については熟慮して判断」
大阪都構想実現に向け3度目の挑戦へ…「法定協議会」の設置議案が大阪市議会に提出されました。
15日午後、大阪市議会に提出されたのは、大阪都構想の制度案を議論する「法定協議会」の設置議案です。
(大阪府・吉村洋文知事 今年1月)「皆さんの声を聞く機会があるのであれば、都構想についてもう一度挑戦させてください」
吉村知事と大阪市の横山英幸市長は、再選した「出直しダブル選挙」では、大阪都構想への“再々挑戦”を掲げ、今年2月に「出直しダブル選挙」で再選。
都構想の是非を問う住民投票の前に必要なのが、都構想の「設計図づくり」を進める法定協議会で、府・市の両議会で可決されれば正式に設置されます。
府議会には今年3月に設置議案が提出され、審議が続いていますが、市議会では…
(維新・大阪市議団 竹下隆幹事長 今年2月)「『(都構想は)やらない』と言って出て、通していただいた選挙で、いきなりやるのは公約違反になる。せめて市民との対話をこなしていかないと」
維新の市議たちが早期の設置に慎重な姿勢を示す中、横山市長は3月の市議会提出を見送っていました。
今回が3度目の挑戦となる大阪都構想。吉村知事は、任期満了となる来年4月までの住民投票の実施を目指していますが、“十分な議論を尽くす時間がないのでは”という見方もあります。
15日、維新・市議団の竹下幹事長は、“維新が行った世論調査で、法定協設置に反対する声が多かった”と明らかにし、設置するのであれば、吉村知事の来年春以降の続投を求めました。
(維新市議団 竹下隆幹事長)「途中で“あと頼むね”では、議員団でしっかりした議論ができない」
これに対し、吉村知事は…。
(大阪府 吉村洋文知事)「去就については、しっかりと僕自身も熟慮して判断していくことだと思います」
一方、設置議案の提出を受けて他の会派からは…。
(公明・大阪市議団 西徳人幹事長)「やっぱり断固として、反対の姿勢を貫いていかねばならない」
(自民・大阪市議団 森山禎久幹事長)「反対でありますし、法定協議会も出席することはないんじゃないかと思います」
こうした中、大阪市の横山市長は…
(大阪市 横山英幸市長)「理解が少しでも進むように、情報発信も含めて私も頑張りたい」
設置議案は今後、委員会で審議され、5月27日の本会議で採決される見通しです。
