テレビ信州

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福島県の磐越自動車道で高校生など21人が死傷したマイクロバスによる事故。
こうした事故を防ぐため、車の運行をリアルタイムで管理できるシステムを、すでに導入している長野市の学校を取材しました。

長野日本大学学園 添谷芳久理事長
「いま運行している車両が、移動しているのが分かります」

車の運転状況をリアルタイムで把握できるシステム、“見守り付き送迎サービス”。
長野市の長野日大高校などを運営する「長野日本大学学園」が導入したものです。

5月6日、福島県の磐越自動車道で、高校の部活動の遠征中だったマイクロバスが、ガードレールなどに衝突。男子生徒1人が死亡し、20人がけがをしました。事故では、運転手がバス会社の社員ではなかったことや、顧問が同乗していなかったことなど、安全管理の問題が指摘されています。

長野日本大学学園 添谷芳久理事長
「スピードですとか、走行時間、走行距離、それから危険運転数ですね。ちょっと急アクセル2回って出てますけどね」

このシステムは4月から導入され、現在は、生徒たちが地域のスポーツクラブに参加する際の送迎で使われています。

運転手 原大助教員
「気を付けていますけども、急ハンドルとか急ブレーキとかきちんとチェックして、客観的な評価をいただけるので、次への課題になるかなと思います」

一方、全国レベルの部活動は、県外への遠征が多く、厳格な“管理の目”が求められます。

長野日本大学学園 添谷芳久理事長
「振り返りをドライバーさんとしながら、より安全なドライビングにつなげてほしい。命をお預かりしているのが学校ですので、生徒さんの命を最優先しながら、安心・安全の運行に努めていきたいと思っています」

磐越道の事故を受けて学園では、高校の部活動で使うマイクロバスにも、このシステムの導入を予定しています。