5月11日(月)日本テレビ系で放送した「しゃべくり007」では、タイムマシーン3号が登場。“遅咲き芸人”として、デビューから現在に至るまでの苦節26年を振り返った。

関太、山本浩司ともに幼少期からバラエティー番組に夢中で、「お笑い芸人さんはかっこいい」「海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)さんがやってた漫才が本当に好きで」と、お笑いの道へ。

二人は専門学校で出会い、 “あまり者同士”でコンビを結成。「なるべく嫌われないようにしよう」という作戦が功を奏したのか、「爆笑オンエアバトル」では史上2組目となる満点を獲得。さらに結成5年目で「M-1」ファイナリストとなり、下積みほぼナシで“プチブレイク”を果たす。

しかし、その後は10年にわたるスランプに突入。

山本は「(ブレイクは)あくまでもお客さんの評価であって、M-1グランプリというのは芸人が審査員をやってて、初めてその洗礼を喰らうんですよ」と振り返り、「『M-1で優勝するみたいな漫才を作らなきゃ』、『芸人さん全てを笑わせなきゃ』、みたいなことがずっとできなくて」と“M-1の壁”に苦しんでいたことを明かす。

さらに当時のお笑い番組では制限時間付きの短いネタが主流だった一方、タイムマシーン3号は「4分の漫才」にこだわり続け、関も「そっち(流行り)にも照準合わせなくて、どんどんみんなに置いていかれるような状況で。あれは苦しかった」と振り返る。

■転機は太田プロへの移籍 大恩人・有吉弘行の存在も

そんな二人に転機をもたらしたのが、太田プロダクションへの移籍だった。

関は「本当に“お笑い一年目”の気持ちでやれた」「やっと先輩のアドバイスがあったり」と語り、先輩にあたるマシンガンズ・西堀亮から「関、太ってるんだから太ってるネタやればいいじゃん」「お客さんにウケるのがお笑いなんじゃないの?」と言われたことで、ブレイクのきっかけとなる“言葉を太らせる”ネタが誕生。10年越しにM-1ファイナルに返り咲いた。

そして再ブレイクの裏には、有吉弘行の存在も。ネタ以外のバラエティー番組で「どういうふうに立ち回ったらいいか全くわからなくて」と悩んでいた二人に対し、有吉が愛を持ってイジり始めたことで、「今までにない笑いが起こり始めた」「今までの景色とは違う」と手応えを感じるようになったという。

こうしてタイムマシーン3号は「有吉の壁」などをきっかけに再ブレイク。2025〜2026年の年末年始にはテレビ出演本数1位、今やYouTube登録者数110万人超えにもなる人気のコンビとなった。