洋画家 野見山暁治さんの絵画展 群馬・桐生市
3年前に102歳で亡くなった洋画家・野見山暁治さんの油彩画や版画などを紹介する企画展が、桐生市で開かれています。
桐生市の大川美術館では、戦後日本を代表する洋画家・野見山暁治さんの作品約40点を初めて展示しています。野見山さんは福岡県出身で、人間の深い悲しみを表現する絵画で注目を集めました。フランスなどで絵を学び、帰国後は心の中の風景を描き続けるなど、戦後の美術界で存在感を示し文化勲章も受章しています。会場では油彩画をはじめ、版画やデッサン、コラージュなど、初公開のものも含め各時代の作品を紹介しています。
101歳で描いた作品「当てにはならない」は、滴る絵の具やうねる筆使い、そして鮮やかな色彩が楽しめる作品となっています。
野見山さんは戦争で亡くなった学生の作品を集め展示している長野県上田市の「無言館」の設立にも尽力していて、今回は、野見山さんの言葉とともに戦没画学生の遺作を紹介しています。
企画展は来月21日まで開かれ、期間中は学芸員によるギャラリートークなども行われます。
