スポニチ

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 平塚競輪場でG1「第80回日本選手権競輪」決勝戦(優勝賞金1億300万円)が行われ、古性優作(35=大阪)がこのレース初制覇。完全Vで“ダービー王”の称号と「グランプリ2026」(12月30日、いわき平)の出場権利を獲得した。

 2着吉田拓矢、3着真杉匠でS班の3人で決着した。

 勝負どころで技術の高さを見せつけた。全開で踏んだ佐々木悠葵に続いてスパートした吉田拓矢の背後を、真杉匠をどかしてゲット。最後は吉田をかわしてダービーの頂点に立った。

 お立ち台では涙。「気付いたら吸い込まれるようにあの位置。後ろから来ないでくれと思いながら一生懸命踏んだ」と語った。

 「昨年は納得いくレースが1つもなく心が折れそうだった。やってきてよかった」。昨年からの心の動きを振り返ると、言葉に詰まった。

 「今回も近畿勢の流れが良くなくて…。最後も1人になってしまった。でも何とか勝ちたいと思ってやってきた。情けない時も応援してくれてありがたかった」。古性の良さが全て出て、念願のダービー制覇。古性の競輪人生にとっても大きいであろうG1制覇となった。