「住宅街でも油断しないで」 県が「ツキノワグマ出没警報」
このクマによる人への被害を受け、県はきょう「ツキノワグマ出没警報」を出しました。住宅街であっても油断しないよう呼びかけています。
では、今回クマが駆除された「緊急銃猟」について改めて確認します。
去年9月に始まった「緊急銃猟」は、自治体の判断で銃器によるクマなどの駆除が可能となる仕組みです。
去年、県内で緊急銃猟の許可が出されたのは9回で、このうちクマが駆除されたのは5件でした。
45歳の女性が顔や頭などを引っかかれ大けがをしたのはきのう午後7時半すぎです。
市の職員や猟友会が警戒に当たる中、きょう午前8時45分に県警ヘリのサーモグラフィーで動物の熱源を検知しました。
その後、4つの条件を満たしたとして緊急銃猟の許可が出されました。
その条件とは、
・住宅など人の生活圏に侵入した場合
・危害を防ぐ措置が緊急に必要な場合
・速やかに捕獲できる手段が他にない場合
・住民に弾丸が到達する恐れがない場合
です。今回、流れ弾が人に当たらないよう壁の役割を果たすバックストップは、コンクリートの壁だったということです。
そして、午前11時51分、藤井市長が緊急銃猟による発砲を許可しました。午後0時55分にクマを発見して発砲を開始し、発砲は12発でした。この緊急銃猟によるけが人はいませんでした。
