中国大引:上海総合0.2%高で3日ぶり反発、科創板が3.8%上昇
週明け27日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.44ポイント(0.16%)高の4086.34ポイントと3日ぶりに反発した。
投資家心理がやや上向く流れ。中国製造業の業績持ち直しが改めて意識されている。寄り付き直後に公表された3月の中国工業企業利益は、前年同月比で15.8%増と、1〜2月の15.2%増から伸びが加速した。米ハイテク株高も追い風。先週末の米株市場では、インテルの好決算などを手がかりに、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.3%高と18連騰し、連日で史上最高値を更新した。
ただ、上値は限定的。中東情勢の不透明感が重しだ。トランプ米大統領は25日、「イランで誰が実権を握っているかわからない」とし、「戦争終結に向けた協議のため、パキスタンへ米政府高官を派遣する予定を中止した」と自身のSNSで明らかにした。日本時間27日早朝のWTI原油先物は反発し、一時96米ドル/バレル台に上昇している。一方、外電が日本時間27日午前、イランは仲介国パキスタンを通じ、ホルムズ海峡の封鎖解除と戦争終結に向けた新たな合意案を米国に提示したと報道。上昇していた原油相場は上げ幅を縮小したが、新たな合意案が核協議を次の段階に先送りする内容とあって、依然として高止まりしている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。プリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)が10.0%(ストップ)高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が5.6%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.2%高、光ファイバーケーブルの飛光繊光纜(601869/SH)が2.5%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が1.9%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体設計会社の瀾起科技(688008/SH)が8.9%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は3.8%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
自動車株も物色される。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が10.0%(ストップ)高、重慶千里科技(601777/SH)が4.0%高、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が3.6%高、東風汽車(600006/SH)が2.3%高で引けた。素材株やインフラ建設株の一角も買われている。
半面、酒造株は安い。貴州茅台酒(600519/SH)が3.8%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.6%、四川水井坊(600779/SH)と江蘇今世縁酒業(603369/SH)がそろって2.1%、舎得酒業(600702/SH)が1.6%ずつ下落した。金融株、資源株、公益株、軍需産業株、運輸株、医薬株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.39ポイント(0.51%)高の273.31ポイント、深センB株指数が0.58ポイント(0.05%)高の1194.68ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家心理がやや上向く流れ。中国製造業の業績持ち直しが改めて意識されている。寄り付き直後に公表された3月の中国工業企業利益は、前年同月比で15.8%増と、1〜2月の15.2%増から伸びが加速した。米ハイテク株高も追い風。先週末の米株市場では、インテルの好決算などを手がかりに、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.3%高と18連騰し、連日で史上最高値を更新した。
ただ、上値は限定的。中東情勢の不透明感が重しだ。トランプ米大統領は25日、「イランで誰が実権を握っているかわからない」とし、「戦争終結に向けた協議のため、パキスタンへ米政府高官を派遣する予定を中止した」と自身のSNSで明らかにした。日本時間27日早朝のWTI原油先物は反発し、一時96米ドル/バレル台に上昇している。一方、外電が日本時間27日午前、イランは仲介国パキスタンを通じ、ホルムズ海峡の封鎖解除と戦争終結に向けた新たな合意案を米国に提示したと報道。上昇していた原油相場は上げ幅を縮小したが、新たな合意案が核協議を次の段階に先送りする内容とあって、依然として高止まりしている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。プリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)が10.0%(ストップ)高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が5.6%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.2%高、光ファイバーケーブルの飛光繊光纜(601869/SH)が2.5%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が1.9%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体設計会社の瀾起科技(688008/SH)が8.9%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は3.8%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
自動車株も物色される。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が10.0%(ストップ)高、重慶千里科技(601777/SH)が4.0%高、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が3.6%高、東風汽車(600006/SH)が2.3%高で引けた。素材株やインフラ建設株の一角も買われている。
半面、酒造株は安い。貴州茅台酒(600519/SH)が3.8%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.6%、四川水井坊(600779/SH)と江蘇今世縁酒業(603369/SH)がそろって2.1%、舎得酒業(600702/SH)が1.6%ずつ下落した。金融株、資源株、公益株、軍需産業株、運輸株、医薬株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.39ポイント(0.51%)高の273.31ポイント、深センB株指数が0.58ポイント(0.05%)高の1194.68ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
