ほぼ3分の1が日本人、大半が整形などの美容医療 韓国を訪れた“外国人患者”200万人超え、その内訳は?

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2025年に韓国を訪れた“外国人患者”が200万人を超えていたことがわかった。2023年から毎年2倍規模の増加を見せ、3年連続で過去最多の訪問者数を記録した。

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保健福祉部は、2025年に韓国を訪れた外国人患者の国籍や診療科目などを分析した「外国人患者誘致実績」を4月24日に発表した。昨年、韓国を訪れた外国人患者は計201万1822人と集計された。

訪問した外国人患者の国籍は計201カ国に及んだ。国籍別では中国人患者が全体の30.8%を占める61万8973人で、次いで日本人患者が29.8%(60万9人)、台湾人患者が9.2%(18万5715人)だった。

2024年までは日本人の割合が最も高かったが、昨年初めて中国人の患者数が日本人を上回った。また、中国と台湾の患者数は前年比で2倍以上に急増した。

これは皮膚科を中心とした美容医療の需要が持続的に増加する中で、観光需要の回復や、中国の団体観光客に対するノービザ政策の施行などが重なった影響と分析されている。アメリカ人患者は前年比70.4%増の17万3363人、カナダ人患者は59.1%増の2万3624人で、いずれも統計を取り始めた2009年以降で最も多かった。

診療科目別に見ると、皮膚科や整形外科といった美容医療への偏りが顕著だった。皮膚科が131万2700人で全体の62.9%を占め、整形外科が11.2%(23万3100人)で続いた。

医療機関の種類別では、医院級(クリニック)を訪れた患者が全体の87.7%(176万5153人)に達した。次いで総合病院が3.6%、上級総合病院が3.0%の順だった。歯科医院の患者は全体の1.6%にとどまったが、前年比の増加率は128.9%と最も高かった。

地域別では、外国人患者全体の87.2%にあたる175万5002人がソウルを訪れた。外国人患者の誘致登録機関のうち62.5%(2555カ所)がソウルに所在するなど、交通・観光・医療のインフラが集中しているためだ。

(写真=サーチコリアニュース編集部)

産業研究院によると、昨年訪問した外国人患者201万人とその同伴者が支出した医療観光支出額は12兆5000億ウォン(日本円=約1兆3457億円)、医療支出額は3兆3000億ウォン(約3552億円)に上り、10兆ウォン(約1兆765億円)以上の付加価値を創出していると分析された。

政府は訪問実績の量的な拡大だけでなく、質の管理も強化する計画だ。チョン・ウニョン保健産業政策局長は「年間100万人以上が訪れるアジアのハブ国家となっただけに、持続可能な産業エコシステムと成長基盤を構築する」とし、「外国人患者誘致の質的な成長を図っていく」と述べた。

(記事提供=時事ジャーナル)