航空機と空港のイメージ。[中央フォト]

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エアアジアの機内で、ある乗客が口論の末、騒ぎを起こし、警察が出動する事態が発生した。この影響で、当該便は1時間以上遅延した。

22日、NSTなどマレーシアメディアによると、騒動は同日午前2時ごろ、中国・重慶江北国際空港を出発し、マレーシア・クアラルンプールへ向かう予定だったエアアジアD0789便で起きた。

問題の乗客は、離陸前に通話していたところ、別の乗客から「声を抑えてほしい」と求められると激怒した。口論になる中、ほかの乗客らが自分の姿を撮影したとして、動画の削除を要求した。

客室乗務員が英語で状況を仲裁しようとすると、騒動はさらに激化した。この乗客は、国際線の機内で英語を使うのは不適切だと主張し、強く反発した。続けて中国語で「国際線なのに中国語も話せず、なぜサービス業で働いているのか」と怒鳴るなど、大声を上げ続けた。

乗務員らが状況を落ち着かせようとしたが、この乗客はなおも大声を上げ、その場での金銭補償まで要求したと伝えられている。当時の様子を収めた映像には、警察が航空機に乗り込む場面も含まれていたという。

結局、この乗客が乗務員の指示に従わなかったため、航空機は駐機場へ引き返し、現地当局が出動して当該乗客を機内から降機させた。これにより、当該便は約1時間40分遅延した。

エアアジアの統括マネージャー、ベンヤミン・イスマイル氏は「乗務員が定められた手順に従って状況を専門的に処理した点を高く評価している。また、乗客の安全確保のため迅速に対応した当局にも感謝する」と述べた。