【卓球】男子は張本智和&松島の二枚看板で57年ぶり団体世界一へ 張本智「僕に気を使う必要はない」
卓球の世界選手権団体戦(4月28日開幕、ロンドン)に臨む男女日本代表が14日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。男子は張本智和(トヨタ自動車)、松島輝空(木下グループ)の二枚看板で2大会ぶりのメダル獲得を目指す。
約1時間の公開練習後。取材に応じた岸川聖也監督は、今大会のキーマンを問われると、メンバー5人全員への期待することを前置きした上で、「ここ半年で凄く成長している。どれだけ相手エースや2番手を倒せるかが重要」と18歳の松島を指名した。
昨年1月の全日本選手権では準決勝で張本智らを破る快進撃で初優勝。その後は国際大会でも結果を残し、同10月のWTTチャンピオンズ・モンペリエで準優勝、同12月のWTTファイナルズ香港では世界ランキング1位の王楚欽(中国)と大接戦を演じると、今年1月の全日本選手権では2連覇を達成。今月5日に閉幕したW杯でも準優勝と躍進し、最新の世界ランキングは張本智に続く日本勢2番手の8位に付ける。
強みのサービスに加え、「両ハンドの攻撃の威力は自信を持っている。今はどの選手とも戦える自信があるので、まずは自分のプレーをしたい」と胸を張る。痛めていた肩も、W杯後の休養で回復基調だといい、体調も万全にしてロンドンへ乗り込む考えだ。
ここ数年は1人エースとして男子代表をけん引してきた張本智も、「世界ランクはまだ抜かれていないが、今年稼いだポイントは松島選手の方が上。今まで(団体戦で)自分が誰かにエースを任せてもいいと思える状況がなかった。今は本当に松島君が強くて、安心して任されるになったのは一番大きい」と後輩の急成長を歓迎する。
岸川監督には「僕に気を使ってエースで使う必要はない。相手を見て、松島をエースで使ってもらって大丈夫です」と進言したという。我を殺し、まさにワンチームとなって、69年大会以来の団体世界一を獲りに行く。
