ラウンドのち勉強…14歳・岩永梨花が4位発進 ステップでマアチュアVの姉・杏奈に続けるか
この日のドライビングディスタンスは平均221ヤードと、距離は出ないがショットの正確さとパッティングでスコアを作っていった。前半はパーを重ね、6メートルを沈めた9番パー5で最初のバーディがきた。11番パー5は3打目を1メートル、12番パー3も7番アイアンでのティショットがカップをかすめてピン奥1メートルにピタリとつける連続バーディ。前日は「めちゃくちゃ調子悪いです」と顔をしかめていたのがウソのような完璧ラウンドだった。「ショットは前半ダメだったけど、後半よくなった。きょうはパッティングです。安定して入ってくれました」日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームにも選ばれている3学年上の姉・杏奈(大阪桐蔭高2年)は2週前に下部のステップ・アップ・ツアー「明治安田レディス」でステップ史上8人目のアマチュアVを達成。今週もステップ最終戦「京都レディース」に出場して2日目終了時点で18位につけている。2人は7月に米国で開催された「世界ジュニア」で姉妹そろって優勝し、梨花は8月の「日本ジュニア」も制した。レギュラーツアーは9月の「住友生命vitalityレディス」に続いて2試合目だが、前回は予選落ち。「とりあえず予選通過が目標です」と話したあとに、「思ったより上にいるなぁって感じです。練習ラウンドだと思ってやった。回りやすかったです」とサラリと言ってのけた。予選ラウンドの2日間は東京五輪銀メダルで、統合シーズンの2020ー21年賞金女王の稲見萌寧と同組となった。だが、“特等席”からの学びの場も自分のプレーが最優先。「すみません。あまり見ていません。自分のことで必死だったので」とペコリと頭を下げた。姉とのことを尋ねられても「特には…」で終了。最後は「えへへっ」と笑って、けむに巻く、つかみどころのない愛らしさも大きな魅力だ。ステップ初出場だった10月の「ECCレディス」は最終日の途中まで優勝争いを演じた。成長過程の中学2年生ながら力は本物。「多分、体力が落ちていくと思うので、明日しっかりまとめて、3日目、最終日と耐えるゴルフで頑張っていきたいです」。学校では今週期末テストが始まった。「勉強は苦手です」と苦笑するが、課題のノートはしっかり持参してきた。勉強も、ゴルフも全力投球。まずは得意のゴルフで満点を狙う。(文・臼杵孝志)
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第1ラウンドの最終成績
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