「死の組」はもはや存在しない? ワールドカップ出場48か国で変わる“グループリーグ突破の条件”
というのも、北中米ワールドカップの本大会出場国は48チーム。32か国で争った前回大会よりもグループステージ突破のハードルが低く、そう考えると「死の組」との表現が正しいか迷うのだ。
北中米ワールドカップのグループステージは、48か国が4チームずつ12グループに分かれて争う。ここから決勝トーナメントに勝ち上がるのは32か国。各組2位以内の計24か国と、各3位の成績上位8か国が次ラウンドに進めるわけだ。
「48か国だとグループ3位(成績上位の8か国)まで進出することになる。そこまでチャンスを与えるのは甘い、緊張感に欠ける」
「12グループで3位でもその中の上位8か国が決勝トーナメントに進めるので楽観的見れば余程の事がない限りは突破できるような気がしています」
さらに言えば、次のようにグループリーグでむしろ強国と同居するメリットのほうが大きいと考える意見もある。
「厳しいグループに入って3位以内で通過し、トーナメント初期に同グループの国と当たらない方が恩恵は大きい場合がある」
ワールドカップの出場国増により、死のグループという概念そのものが消えつつあるのかもしれない。出場国が増えて突破の条件が緩くなった今、「どんな組に入るか」よりも「どれだけ確実に勝点を獲れるか」が重要だ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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