角田裕毅、東京ゲームショウ2025に登場|「Red Bull Apex Takeover with Yuki Tsunoda」で見せたもうひとつの戦い
「Red Bull Apex Takeover with Yuki Tsunoda」は、レッドブル・ジャパンがプラチナスポンサーとしてサポートする東京ゲームショウ2025の特別プログラムの一環だ。今回掲げられたテーマは「PRESS START」。国やフィールド、世代を超え、日本のゲームカルチャーの可能性を広げるべく、5つの特別企画が展開された。その中でも注目を集めたのが、この角田裕毅とApexストリーマーたちが共演するイベントである。
角田は、メンタルトレーニングの一環として自身が取り組んできた「Apex Legends」を舞台にiiTzTimmyとチームを組み、特別マッチに挑んだ。過去に角田と対戦経験を持つiiTzTimmyの参戦は大きなサプライズとなり、会場を大いに沸かせた。
イベント後のインタビューでは、角田がゲームとF1の共通点、そしてメンタルへの影響などについて語った。
――今日、初めて、東京ゲームショーの皆さんの前でプレイしてみた感想を教えていただけますか。
「普段と違う場所で違う競技をして、好きなゲームで皆さんに何か違った僕のホビーというか趣味をシェアできたのは良かったなと思います」
――Apex Legendsをプレイしていて、1番楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか。
「楽しいと思う瞬間は、結構チームで戦うところです。他のゲームは対戦形式のものが多いのに対して、Apex Legendsはチームメインで戦って、日本の友達などとコミュニケーション深めながら戦えることが楽しいポイントですかね」
――F1のレースと、Apexのようなスピード感のあるゲームには、何か共通点がありますか?
「特にリアクションは、瞬間・リアクションの速さはすごくゲームで求められますし、彼らもものすごい速いリアクションのタイミングでいつも戦ってると思うので、そういった部分での共通点はすごくあるなと思います」
――角田選手が、メンタルトレーニングの一環として、ApexLegendsをやっていたという話を聞いたことがあります。Apex・ゲームをプレイすることが、F1のメンタルトレーニングに繋がることはありますか?
「ApexLegendsは、ストレスを発散しやすいゲームだと思います。逆にそういった部分で、当日ゲームをやっていた時期が、実際にレースでもストレスが溜まった瞬間にすぐ吐き出しちゃう癖があって、それがなかなか自分のパフォーマンスや、チームのパフォーマンスに結びつかなかったので、そこを抑えることを少し意識しながら、ゲームをやったりはしました」
――今日一番のハイライトは何でしたか?
「やっぱり、この素晴らしいストリーマーの皆さんや、プロの方が来てくれて、その環境でできたっていうのがハイライトですね。全ての場面が良かったので、ハイライトとして選ぶことができないです。もうやれたこと自体がハイライトかなと思います」
――F1の今期を振り返っての一言、また来週のシンガポールGPや、F1シーズン後半に向けた意気込みを教えてください。
「いつも通り、今まで以上に自分のパフォーマンスを最大限出せるように毎週取り組んでいきたいですし、自分のパフォーマンスを出しきれれば自ずと結果もついてくると思うので、今の調子でひとつひとつクリアしながら、さらに上達しながら結果を出していきたいなと思います」
角田の真摯な言葉の数々は、モータースポーツとゲームという異なるフィールドをつなぐものだった。イベントを通じ、彼がF1ドライバーとしての強靭さと、一人のゲーマーとしての素顔を同時に披露した夜。ゲームとモータースポーツが交錯する瞬間は、観客の記憶に深く刻まれたに違いない。
